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採用活動にかかる平均費用は?採用コストの内訳、削減方法も解説!

採用活動にかかる平均費用は?採用コストの内訳、削減方法も解説!

採用活動には一般的にどの程度の費用がかかるのでしょうか。想定していた以上のコストがかかり、驚いたことはありませんか。また、少しでも負担を軽くする方法を知りたい企業は多いでしょう。

そこでこの記事では、採用活動にかかる費用の平均額やその内訳、コストカットの方法を解説します。

この記事は2020年11月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    採用活動でかかる平均総額・一人当たりの平均費用

    採用活動にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

    新卒採用:総額で557.9万円、一人当たりで48万円

    株式会社マイナビの調査によると、新卒採用にかかる費用の総額の平均値は557.9万円となっています。ただし、上場企業の平均が1,783.9万円、非上場企業の平均が375.1万円と、上場・非上場企業間の差が大きいのが特徴です。

    自社が平均と比べてどうなのか検討する際には、全体平均の557.9万円よりも、上場・非上場企業のうち自社が当てはまる方の平均値を見ましょう。

    一方、費用を採用する新卒者1人当たりで見ると、全体の平均は48.0万円です。上場企業の平均が45.6万円、非上場企業の平均が48.4万円となっています。こちらは上場企業と非上場企業の間で顕著な差はありません。合計金額で両者の間に生じている差は、1人当たりにかかる費用ではなく、採用人数の違いに起因すると考えられます。

    参考:2019年卒マイナビ企業新卒内定状況調査|マイナビ

    中途採用:総額で674.1万円

    中途採用は新卒採用と異なり、高額な人材紹介料金が発生するため、採用活動に要する費用は高くなる傾向があります。「マイナビ中途採⽤状況調査2020年版」によると、全体の平均は674.1万円となっています。

    また、1人当たりの広告費については低い業界でも30万円前後、高い業界では60万円~80万円程度です。専門性が高く、人手が集まりにくい業界では高くなります。新卒採用では1人当たりにかかる費用が合計で48万円程度である点を踏まえると、中途採用費が高額な傾向にあることがよくわかります。

    参考:マイナビ 中途採⽤状況調査2020年版|マイナビ

    アルバイト採用:一人当たりで約6.4万円

    株式会社ネオキャリアの発表によると、アルバイト1人当たりの採用費用は約6.4万円となっています。業界によって大きく異なり、人手が集まりにくい警備員や介護スタッフの採用費用は10万円以上です。一方、イベント派遣や物流などの負担が少ない作業は人気が高いため、2万円前後と安い傾向にあります。

    参考:アルバイトの平均採用単価|採用コストの削減方法も徹底解説!|ネオキャリア

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    採用活動でかかる費用の内訳

    採用活動にかかる費用は外部コストと内部コストに大別できます。それぞれ見ていきましょう。

    1.外部コスト

    外部コストとは、求人広告の費用や説明会の会場費といった外部に依頼する際に発生するコストです。ほかにも採用の代行費用や人材紹介の費用、内定者の研修費用(外部業者に委託する場合)が含まれます。外部コストは明確に支出した金額を元に算出されるので総額の把握がしやすく、年度ごとの採用計画に沿ってコントロールできることが特徴です。

    2.内部コスト

    内部コストとは、応募者の交通費や採用担当者の人件費といった会社内部で発生する費用のことです。説明会で配布するパンフレットやノベルティ、内定者の引越し費用なども該当します。遠方の応募者の場合は、交通費や引越し費用が大きくなりやすいため注意が必要です。こちらは外部コストに比べ、人件費ベースの費用となるため明確にすることが困難です。

    一日の労働時間あたりどの程度の時間を採用に費やしたかを把握することで時給ベースで算出することができますので、採用のコストを確認するためにも把握しておくとよいでしょう。

    採用活動にかかる費用を削減する4つの方法

    採用活動にかかる費用を削減するにはどうすれば良いのでしょうか。

    1.求人広告媒体の見直し

    求人広告媒体は、費用対効果を考えて適切なものを選ぶことが大切です。求人広告は高い費用をかけても必ず採用できるものではありません。また、媒体によってターゲットが異なるため、自社が求める人材と合っていない可能性も考えられます。求人広告を出稿する回数やタイミング、応募か採用に至った割合、応募者の特徴といったデータをしっかり分析しましょう。

    求人広告は基本的に掲載するだけで費用が発生する「掲載課金型」のものがほとんどです。しかし、中には応募したタイミングで費用が発生する「応募課金型」や、採用するまで費用がかからない「採用課金型」の媒体もあります。

    このような媒体は「成果報酬型」とも呼ばれ、単価は掲載課金型よりも高くなりますが、無駄なコストが発生しません。掲載しても応募が来ずに無駄打ちになっているときは、成果報酬型を検討するのも大切です。

    求める人材を明確にするためには、ペルソナを設定すると把握しやすくなります。下記の記事では、採用管理に関するペルソナの作成方法について詳しく記述しておりますので、参考にしてください。

    2.リファラル採用の導入

    リファラル採用とは、社内の従業員に良い人材を紹介してもらい採用することです。自社のエンゲージメント(信頼や忠誠心)が高い社員に人材を紹介してもらえれば、優秀な人材を低コストで獲得できます。

    リファラル採用の場合は、一般的な採用プロセスを大幅に省くことができるため、求人広告費用などの削減が可能です。始めから自社への理解度が高いため、早期離職する割合が低く、採用後にかかるコストが減ることも特徴の1つです。

    以下の記事を読むとリファラル採用について詳しく分かります。

    3.ダイレクトリクルーティングの活用

    一般的な求人では、求人広告を利用して応募が来るのを待ちます。ダイレクトマーケティングは、「待ち」ではなく「攻め」の採用活動と言われており、企業の方から求職者へアクションを起こします。

    求人サービスの「スカウト機能」を活用して、自社にマッチした会員に声をかけていく方法が多いです。費用はスカウトメールの本数がベースとなるため、求人を掲載しているだけよりも、広告費を抑えられる可能性があります。

    4.内定者や新入社員のフォロー実施

    内定者の外部流出を抑えることも、コスト削減には重要です。前述のとおり、1人採用するのに50万円前後の費用がかかっています。しかし、内定後のフォローが不十分であり、不信感を与えてしまえばほかの企業に流れる可能性があるでしょう。

    そこで内定者のフォローを徹底し、入社率を高められれば採用費用を大幅に改善できます。新卒の場合は、企業と内定者間だけでなく内定者間のコミュニケーションを行えるような場を提供することが大切です。

    採用活動の費用削減につながる「採用管理システム」とは

    採用費用を削減するためには、自社の採用プロセスを見直さなければなりません。多くの企業で無駄なコストとして発生しているのが「人件費」です。採用活動を効率化すると、今よりも少ない人員で対応することが可能です。

    そこで、即効性があり長期的に採用費用の削減を実現するのが「採用管理システム」です。採用管理システムは、応募者や求人内容といった情報を一元管理できます。情報を共有しやすいため、応募者から問い合わせがあったときも柔軟な対応が可能です。

    説明会や面接の予約も自動で行えるため、担当者の負担を大幅に軽減できるでしょう。採用にかかる工数を削減することで、採用費用を抑えられます。

    関連記事 人気の採用管理システム19選を比較!新卒・中途など雇用形態別に紹介

    採用活動の費用を抑えつつ、優秀な人材を獲得しよう!

    採用活動には多くの費用が発生します。少しでも費用対効果を高めたい場合は、以下のことを実践しましょう。

    • 1.求人広告媒体の見直し
    • 2.リファラル採用の導入
    • 3.ダイレクトリクルーティングの活用
    • 4.内定者や新入社員のフォロー

    このほか、採用管理システムを導入してプロセスを効率化し、人件費を削減するのも有効です。

    以上を踏まえ、少ない費用で優秀な人材を確保しましょう。

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