資料請求リスト
0

データベースサーバとは?運用手順・話題のサーバレスを解説

データベースサーバとは?運用手順・話題のサーバレスを解説

システムを構築する際、データベースサーバの運用は必須です。データベースサーバはシステムの根幹です。しっかりとしたサーバの選定により、効率的で安定性の高い運用が実現します。

この記事では、データベースサーバの概要や運用手順、また「サーバレス」についても紹介します。

\ 無料で一括資料請求!/
目次

    データベースサーバとは

    システムを構築する際に必要なデータベースについて解説します。

    データベース(DB)サーバとは

    データベースサーバとは、複数のサーバが必要な階層型システム上で、データベース管理システムが稼動するサーバのことです。データベース管理システムとは、データベースを構築するために運用・管理を行うシステムやソフトウェアを指します。

    データベースサーバの役割はシステムが取り扱うデータを一元管理し、データの保存や更新、バックアップを行うことです。また、クライアントのリクエストに対してデータ検索や書き換え、削除などの処理を実行し、リクエストに対する結果を返すといった操作をします。

    Webの3層構造が現在の主流

    システム構築する際ソフトウェアの機能を3つの階層に分けた3層構造が現在の主流です。システムを構成する階層は以下のとおりです。

    ■ウェブサーバ
    ユーザーへの機能の表示や操作の受付などのユーザーインターフェースを実装した階層。
    ■アプリケーションサーバ
    業務などの具体的な処理や手順を実装した階層。データベースサーバとの橋渡しのような機能を担う。
    ■データベースサーバ
    データの記録、読み書きなどを実装した階層。

    データベースサーバには多くのデータが保管されており、データが流出してしまうと大きな問題になってしまいます。そこで、階層を構築することで簡単にデータベースへアクセスできなくなります。このように、3層構造では高いセキュリティの確保が可能です。

    また、階層に分けて通信や連携を行うと、当該階層のみの修正や入替えを容易にできる利点があります。 以下の記事では、おすすめのデータベース管理システムを比較できます。データベースの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

    関連記事 おすすめのデータベースソフト比較一覧!無料製品や人気ランキングも紹介

    データベースサーバの運用手順

    データベースサーバを効率よく運用するための手順を解説します。

    1.目的にあったサーバを選択

    データベースサーバを構築する際は、自社にあったサーバを選択する必要があります。企業や管理するデータの規模により、運用するサーバも異なるでしょう。また、サーバにはいくつかの種類があり、設置場所やOS、セキュリティなどが大きく変わります。

    例えば、従業員数の少ない企業で高スペックなサーバを導入した場合はうまくサーバを活用できず、コストだけが高くついてしまうでしょう。逆に、何百万人がアクセスするサイトで低スペックなサーバを導入した場合は、アクセス障害が生じる可能性があります。

    2.データベースサーバを構築

    データベース構築の第一歩は、利用目的に合った設計と適切なセキュリティ対策から始まります。近年、サーバの情報を抜き取ったりクラッシュさせたりする悪意ある攻撃があとを絶ちません。そのような攻撃からデータを守るためにもサーバ自体に権限をもたせ、アクセス範囲を限定させるなどの対策が必要です。

    また、安定した稼動のためにもメモリやCPUの管理方法、さらには、OSやミドルウェアの脆弱性の対応を図るなどの日々の運用が大切です。

    3.データベースサーバを運用

    データベース運用では、トラブル対応や負荷監視など24時間365日フル稼動を求められます。それに加えて継続的な改善が欠かせません。そのためトラブルが発生した場合、速やかな復旧が必要なシステムです。データベースを運用する際は稼動が安定しなければなりません。安定した稼動を行うために同時接続やユーザー数を確認し、サーバへの負荷を把握することが大切です。

    また、定期的なバージョンアップやシステム規模の変化にあわせたスペック変更も必要です。継続的な運用設定を実施しましょう。

    今話題の「サーバレス」とは

    安定した運用のためにサーバ管理は欠かせません。しかし、サーバレスの普及により管理が効率化する可能性があります。今話題のサーバレスについて紹介します。

    サーバのメンテナンスが不要

    サーバレスとは、サーバのメンテナンスを不要にすることです。プロビジョニング(※)やパッチ(※)の適用、OSのメンテナンスなど、サーバの管理に必要なさまざまなメンテナンスが不要になります。また、サーバレスはすべてのアプリケーションやバックエンドサービスに構築可能です。

    ※プロビジョニング:ネットワークやコンピュータの設備などのリソースを必要に応じて提供し、予測すること。
    ※パッチ:プログラムやデータを更新・修正する際に、新しい版との相違点を抜き出したデータ。

    データベースサーバにも利用が広がる

    今後、データベースサーバのサーバレス化が進むことが予想されます。データベースサーバにサーバレスが導入されれば、サーバのプロビジョニングなどの管理が不要になるでしょう。

    サーバレスは、クライアントからのアクセスにより、あらかじめ定義されたプログラムなどをメインメモリ上に展開して、処理・実行します。そして、負荷に応じてインスタンスが自動的に増減する拡張性も備えているのです。サーバレスの普及により、管理者の作業コストの軽減が可能になるでしょう。

    大学など教育機関におけるDBサーバの活用例

    大学では、学生情報管理システムや研究データの蓄積などにDBサーバが利用されています。多くは学内ネットワークに設置され、安全なアクセス制御と管理体制のもとで運用されています。

    教育機関では個人情報や学術データを扱うため、セキュリティポリシーの遵守や障害時の復旧対応が特に重要です。専任の情報システム部門が主体となって、安定した環境を維持しています。

    データベースサーバを効率的に運用しよう

    データベースサーバはシステム上のデータを一元管理し、データの保存や更新などを行います。目的にあったサーバを選択することで効率的な運用を可能にします。また、データベースサーバには膨大な情報資産を保管・管理しているため、しっかりとしたセキュリティ対策が必要です。

    安定した稼動を行うためにも、運用設計に基づいた適切な管理を行いましょう。

    \ 無料で一括資料請求!/
    新NISAに関する実態調査アンケート

    アンケート回答者の中から毎月抽選で10名様に

    Amazonギフトカード1,000円分が当たる!

    電球

    ITトレンドMoneyみんなのおサイフ事情では

    「新NISAに関する実態調査」をしております。

    ぜひご協力ください。

    it-trend moneyロゴ
    新nisaアンケートロゴ
    \匿名OK!カンタン2分で完了/アンケートに答える
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「データベースサーバとは?運用手順・話題のサーバレスを解説」というテーマについて解説しています。データベースソフトの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    データベースソフト_診断バナー
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド データベースソフト年間ランキング
    カテゴリー関連製品・サービス
    カテゴリー関連製品・サービス
    楽々Webデータベース
    住友電工情報システム株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.0
    Mashu
    株式会社ROBON
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    HotBiz8
    株式会社ASJ
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.4
    ETLツールTROCCO
    株式会社primeNumber
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    kintone
    サイボウズ株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.0
    PlaPi
    株式会社JSOL
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    データベースソフトの製品をまとめて資料請求