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クラウド型(DaaS)シンクライアント製品比較!VDIの基礎を解説

クラウド型(DaaS)シンクライアント製品比較!VDIの基礎を解説

テレワークや多拠点展開が進む中、業務用PC環境を効率よく管理できる「VDI(仮想デスクトップ基盤)」が再び注目を集めています。特に近年は、クラウド型のVDI=DaaS(Desktop as a Service)が普及し、自社サーバを持たずに柔軟な導入・運用が可能になりました。

この記事では、クラウド化が進むVDIの基本から、クラウド型とオンプレミス型の違い、導入に適したシンクライアント製品まで徹底解説。記事内から関連製品の一括資料請求(無料)も可能です。

この記事は2022年3月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

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    クラウド化が進むVDIとは

    VDI(Virtual Desktop Infrastructure)とは、業務用PC環境を仮想化し、サーバ上で一元管理する仕組みです。各端末から仮想デスクトップに接続して作業を行うため、端末にデータが残らずセキュリティ性に優れます。VDIは、最低限の機能のみを持つシンクライアント端末と組み合わせて利用されることが多く、運用負荷の軽減にもつながります。近年では、DaaS(クラウド型VDI)の普及により、オンプレミスに比べて柔軟な導入・拡張が可能となり、テレワークや多拠点展開を支えるインフラとして再評価されています。

    クラウド型VDI(DaaS)とオンプレミス型の違い

    クラウド型VDIは「DaaS(Desktop as a Service)」とも呼ばれ、クラウドコンピューティングの一形態として提供され、仮想デスクトップ環境を提供するサービスです。ユーザーはシンクライアント端末などの最小限の設備だけで業務が可能となり、サーバの導入や保守を行う必要がありません。スピーディーな展開と柔軟なスケーラビリティにより、特にテレワークや多拠点展開に適しています。

    一方、オンプレミス型は自社または自社管理のデータセンターに仮想化基盤を構築する方式です。自社要件に合わせた柔軟なシステム設計が可能ですが、初期投資が大きく、運用には高度なITスキルが求められます。コントロール性は高いものの、保守・監視など管理負担は相応に発生します。

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    【比較表】クラウド型シンクライアントサービス一覧

    VDIを組み合わせて活用するためには、端末側にデータを残さないシンクライアントの導入が効果的です。ここでは、おすすめのシンクライアントサービスの主要製品を比較形式で紹介します。

    製品名専用機PCベースデスクトップ仮想化レビュー評価
    Amazon WorkSpaces導入支援サービス--
    この製品はまだ口コミが投稿されていません
    Flex Work Place--
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    クラウド型シンクライアントサービスを比較

    ここからはクラウド型のシンクライアントサービスを紹介します。

    Amazon WorkSpaces導入支援サービス

    株式会社TOKAIコミュニケーションズ
    製品・サービスのPOINT
    1. お客様ニーズに沿う導入支援
    2. セキュリティ強化策のご提案
    3. サポートデスクで運用負荷軽減

    株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する「Amazon WorkSpaces導入支援サービス」は、その名の通りクラウドデスクトップサービスである「Amazon WorkSpaces」を、より個社のニーズにマッチする形で導入できるようサポートするサービスです。コストシミュレーションの相談、トラブル対応も任せられるため、導入への不安や管理運用負荷の軽減につながるでしょう。

    Flex Work Place

    株式会社日立システムズ
    《Flex Work Place》のPOINT
    1. さまざまなデバイスからデータへのアクセスが可能
    2. 在宅勤務ユーザーの利便性向上。WindowsPC と変わらない操作感
    3. 仮想デスクトップインフラと同等の安全性でオフラインでも利用可

    株式会社日立システムズが提供する「Flex Work Place」は、PCにデータを保存しないデータレスPC環境を実現するソリューションです。Windows搭載のServerで運用されるファイルサーバーがあれば専用アプリを導入するだけで、VDIに等しいレベルの安全性を確保できます。さらに、オフライン時でもファイルの編集が可能な点も特長の一つです。

    iDEA Desktop Cloud

    「iDEA Desktop Cloud」は、イデア・コンサルティング株式会社が提供しているクラウド型のシンクライアントサービスです。さまざまなデバイスに対応し、簡単にVDI環境を構築できます。サポートが充実しているため、IT管理者の専門知識は不要な仮想デスクトップサービスです。

    STclient

    「STclient(エスティクライアント)」は、NECネッツエスアイ株式会社が提供しているクラウド型のシンクライアントサービスです。クライアント端末には一切データやアプリケーションを置かずに管理できるため、ワークスタイル改革、情報漏えい防止、事業継続性の確保、運用管理の負荷軽減といった経営課題の解決にも役立ちます。

    BizXaaS Office「BVDI」

    BizXaaS Office「BVDI」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データが提供している仮想デスクトップサービスです。利用者の自由なワークスタイルと、企業の堅牢なセキュリティの両立をコンセプトにしています。提供態はクラウド(DaaS)・オンプレミス・ハイブリッドの3種類ですが、クラウドモデルは監視・運用をNTTデータが行うため、自社の運用負荷を減らすことが可能です。

    IIJ仮想デスクトップサービス

    IIJ仮想デスクトップサービスは株式会社インターネットイニシアティブが提供しているクラウド型の仮想デスクトップソリューションです。オフィス内のシンクライアント端末だけではなく、スマートデバイスや自宅PCを利用したテレワーク環境も構築できるため、多様なワークスタイルを実現可能です。

    VMware Horizon Cloud

    VMware Horizon Cloudはヴイエムウェア株式会社が提供しているクラウド型のシンクライアントサービスです。仮想化ソリューションの代表的な位置付けであるVMwareの、デスクトップ仮想化に特化したサービスであり、さまざまなワークスタイルに対応できます。VMwareがマネジメントを行い、安定した本番環境を構築できます。費用についてはお問い合わせください。

    NEC Cloud DaaS

    NEC Cloud DaaSは日本電気株式会社が提供しているクラウド型のシンクライアントサービスで、100人以上の規模に適したVDIサービスです。手間のかかる仮想デスクトップの運用はNECに任せられ、管理者の運用負担を軽減できます。高いセキュリティ基準をクリアしたNECのデータセンターで運用を行うため、安全性も高いでしょう。

    ほかにもより多くのシンクライアント製品を比較検討したいという方は、以下の記事をご覧ください。

    関連記事 【2025年版】シンクライアント製品比較!VDIなど実行方式の種類も解説

    シンクライアントの選び方

    VDI環境の効果を最大限に引き出すには、端末として使用するシンクライアントの選定も重要です。導入後の運用を見据え、以下の観点から慎重に選びましょう。

    用途に応じたスペック設計

    導入後に「動作が重い」「起動が遅い」といったトラブルが発生しないよう、利用者の業務内容や利用人数に応じたスペックを見極めることが重要です。端末はあくまで表示・操作用とはいえ、処理負荷が集中するタイミングを考慮し、十分なパフォーマンスを確保しましょう。特にCADや動画編集など、グラフィック負荷の高い業務には適切な構成選定が不可欠です。

    社内ネットワーク環境との適合性

    コストを優先しすぎると、現行ネットワーク環境との相性が悪く、パフォーマンスが著しく低下するケースもあります。回線帯域やサーバ構成とのバランスを踏まえた上で、シンクライアント機器を選定しましょう。事前にトライアル環境を用意し、実運用時のレスポンスを確認することも推奨されます。

    将来の拡張性と柔軟性

    VDI環境は導入後も、人員の増減や業務フローの変更に合わせて調整が求められます。利用端末の追加や仕様変更にも対応できる柔軟性を持つシンクライアント製品を選ぶことが、長期的な安定運用につながります。製品選定時にはサポート範囲や拡張対応の可否もあわせて確認しておきましょう。

    必要な機能とコストのバランス

    最近のシンクライアント端末はさまざまな付加機能を持っていますが、すべてが自社にとって必要とは限りません。クラウド型VDIとの組み合わせにおいては、必要最小限の機能に絞ることで月額利用料や運用コストの最適化が可能です。特にコストがシビアな中小企業や部門単位での導入では、この見極めがROIに直結します。

    まとめ

    クラウド型シンクライアント製品は数多くリリースされているため、さまざまな製品を比較する必要があります。各製品の柔軟性や機能を確認したうえで、最適な製品を導入し、デスクトップ仮想化を実現しましょう。以下のボタンから関連製品の一括資料請求(無料)が可能です。ぜひご利用ください。

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