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シンクライアントを利用するセキュリティ上のメリットと注意点は?

シンクライアントを利用するセキュリティ上のメリットと注意点は?

シンクライアントを利用すると、本当に充分なセキュリティを確保できるのでしょうか。テレワークの導入などに伴って、安全なリモート環境の導入を検討している人は多いでしょう。

この記事ではシンクライアントのセキュリティ性について、メリットと注意点を解説します。自社の情報を守る参考にしてください。

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目次

    シンクライアント紹介ページ遷移画像

    シンクライアントとは

    シンクライアントとは、データの保存やアプリケーションの実行といった処理を端末側ではなく、サーバー側で行う仕組みのことです。ユーザーは、手元の端末を通じて仮想デスクトップやリモート環境にアクセスし、業務を進めます。端末自体は最小限の機能しか持たず、PCのように見えても実際には表示と入力のみを担うため、セキュリティや運用管理の面で注目されています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    関連記事 シンクライアントとは?仕組みや実行方式の種類、人気製品も比較

    シンクライアントの実行方式

    一口にシンクライアントといっても、その実行方式には以下の4種類があります。

    • ■ネットブート方式
    • ■SBC(サーバベースコンピュータ)方式
    • ■VDI(仮想デスクトップ)方式
    • ■ブレードPC方式

    それぞれ自由度やコスパが異なるため、自社に適したものを選択します。しかし、特に目的・用途が偏っていない場合は、もっともバランスが優れたVDI方式を選ぶのが一般的です。

    そこで、当記事ではシンクライアントの中でもVDIに焦点を当てて、セキュリティ上のメリットや注意点を解説します。

    シンクライアント(VDI)におけるセキュリティ上のメリット

    シンクライアント(VDI)は、端末にデータを残さず安全に業務ができる仕組みです。セキュリティを高めながら効率よく管理できるのが特徴で、主に以下のようなメリットがあります。

    ■ウイルス・マルウェア感染のリスクを局所化できる
    VDIでは端末ごとの環境が仮想マシンとして独立しており、仮に1台がマルウェアに感染しても他の環境に波及しにくく、被害を最小限に抑えられます。
    ■常に最新のセキュリティパッチを適用できる
    端末ごとの手動更新が不要となり、管理者がサーバー側で一括適用することで、脆弱性を突かれるリスクを低減できます。
    ■マルウェア検知・対処を集中管理できる
    EDRやアンチウイルスなどの対策もサーバー側で一元管理されるため、感染の検知や対応が迅速かつ確実に行えます。
    ■ウイルス感染時の復旧が容易
    仮想マシンはスナップショットやテンプレートから即時復旧が可能なため、ウイルス被害後も業務継続性を確保しやすくなります。

    シンクライアント(VDI)におけるセキュリティ上の注意点

    セキュリティ上の安全性が高いVDIですが、過信は禁物です。以下の2点に注意して運用する必要があります。

    マルウェアの感染リスクが存在

    VDIでは仮想デスクトップのOSがサーバ側で稼働しますが、基本的には一般的なOSと同じ構造です。そのため、メールの添付ファイルや不正なWebサイト経由でマルウェアに感染するリスクは依然として存在します。利用者のリテラシー向上も不可欠です。

    ただしVDIでは、各ユーザー環境をサーバ側で一元管理できるため、ウイルス対策の更新や監視も集中して行えます。全端末に個別で対策するよりも、効率的で確実なセキュリティ運用が可能です。

    暗号化や認証の導入が必要

    VDIでは端末からサーバへネットワーク経由でアクセスするため、通信経路の安全性が問われます。情報を盗み見られないように、SSL暗号化やVPNを活用し、通信の盗聴や改ざんを防止する仕組みが必要です。

    また、万が一端末が盗まれた場合に備えて、パスワード認証だけでなく、指紋認証やワンタイムパスワードなどの多要素認証を導入することが重要です。端末にデータがなくても、不正アクセスされれば意味がありません。

    シンクライアント(VDI)で安全かつ効率的な業務環境を構築しよう

    シンクライアント(VDI)は、端末にデータを残さず業務を行えるため、情報漏洩やマルウェア感染のリスクを抑えられます。集中管理によって運用効率も向上し、テレワーク環境にも最適です。

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