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MOQ・SPQ・SNPとは?受発注業務の基礎知識を押さえよう!

2025年04月23日 最終更新

受発注システムの製品一覧
MOQ・SPQ・SNPとは?受発注業務の基礎知識を押さえよう!

受発注や物流業務において、MOQ・SPQ・SNPといった専門用語が頻繁に使われます。それぞれ最低数量や最小単位、梱包量などをさしますが、取引において用語の意味を正しく理解したうえで受発注しなければ、重大なミスにつながるでしょう。

この記事では、MOQ・SPQ・SNPそれぞれの意味をわかりやすく説明します。また、関連して便利な受発注システムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次
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    MOQ・SPQ・SNPとは?

    まずはMOQ・SPQ・SNPの概要を説明します。

    • ●MOQ(Minimum Order Quantity):発注できる最低数量
    • ●SPQ(Standard Packing Quantity):発注できる最小単位
    • ●SNP(Standard Number of Package):出荷時の梱包量

    MOQ:最低発注数量のこと

    MOQ(Minimum Order Quantity)は、発注できる最低数量のことです。たとえば見積書にMOQ:1000pcsと書かれている場合は、1000個以上なら1個単位で数量指定できますが、999個以下では発注できません。

    なぜこのような決まりがあるのかというと、1個だけ、10個だけといった少量受注のために、事業者側が材料手配や準備、段取り、配送手配などを行っていては手間がかかり、満足のいく利益をあげられないためです。

    SPQ:最小発注単位のこと

    SPQ(Standard Packing Quantity)は、発注できる最小単位のことです。たとえば見積書にSPQ:1000pcsと書かれている場合は、1000個/2000個/3000個といった1000の倍数単位でしか発注できません。

    基本的に1001個・1100個のような細かい数量指定はできませんが、SPQの販売単位を崩して発注できたとしても、単価が上がる可能性があるため、取引の条件をよく確認する必要があります。

    SNP:出荷梱包単位のこと

    SNP(Standard Number of Package)は、出荷時の梱包量のことです。たとえば見積書にSNP:1000pcsと書かれている場合は、梱包材(カートンボックスもしくはダンボール)1つあたり1000個の商品が梱包されています。

    SNPは輸送効率の最適化を目的としています。梱包材は輸送車やコンテナに納まる大きさに設計されているため、SNPは123pcsや567pcsといった中途半端な値になるケースも多いです。または取引先の生産ロットに合わせて値が決まります。見積書にSNPのみが記載されている場合は、箱単位での発注が求められるのです。

    MOQ・SPQ・SNPの使い方は?

    実際にMOQ・SPQ・SNPの具体的な読み方を解説します。

    ■MOQ:1000
    1000個以上1個単位で発注量を指定できる
    ■MOQ/SPQ:1000/300
    1000個以上、300個単位で発注量を指定できる
    ■SNP:300
    1つの箱に300個梱包

    なお、SPQとSNPは同一の意味として捉えるケースがあります。たとえば「SNP:300」では、梱包単位がそのまま販売単位となっていれば300個単位で発注しなければなりません。つまり「SNP:300」は「SPQ:300」と同じ意味になります。

    もしMOQやSPQ、SNPの条件が合わない場合は、先方と交渉してみましょう。取引実績があれば、多少融通を利かせてくれるケースもあります。打診してみることは大切で、先方が対応できなくても、小口に対応する販売会社を紹介してもらえるかもしれません。

    MOQ・SPQ・SNPの違いを理解し、確実な受発注を!

    MOQ・SPQ・SNPは、受発注や物流業務で使われることの多い専門用語です。それぞれの違いを理解して、受発注業務を正確に行いましょう。

    受発注業務を進めるうえで、取引先や受発注管理の課題を感じることも多いのではないでしょうか。受発注システムをうまく活用することで、その課題を解決できるかもしれません。以下の記事では導入のメリットやおすすめの製品を紹介していますのでぜひ参考にしてください。

    関連記事 【2025年】おすすめ受発注システム比較14選!メリットや選び方も紹介

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