無料のCRMとは
無料のCRMとは、顧客情報や商談履歴、問い合わせ履歴などを無料で管理できるツールのことです。CRMは「Customer Relationship Management」の略で、日本語では顧客関係管理と呼ばれます。顧客情報を一元管理することで、営業活動やマーケティング施策、顧客対応の効率化に役立ちます。無料プランや無料トライアルを提供する製品もあり、導入前の操作性確認や小規模な顧客管理に活用できます。
▼さっそく製品をチェックしたい方はこちら!
【比較表】無料のCRMツール一覧
無料CRMの種類
CRMは、無料で利用できる範囲によって大きく2タイプに分かれます。利用人数や管理したい顧客データの量、活用目的にあわせて選びましょう。
- ■無料プランタイプ
- 有料版の一部機能を無料で利用できるタイプ。顧客情報管理や商談管理、メール配信などの基本機能を試しながら、必要に応じて有料プランへ移行できます。外部ツール連携や高度な分析、権限管理などは有料版でのみ利用できるケースがあります。
- ■期間限定の無料トライアルタイプ
- 一定期間だけ有料版の機能を無料で試せるタイプ。導入前に操作性や営業管理機能、レポート機能、外部連携などを確認したい企業に適しています。トライアル終了後は有料契約が必要になる場合が多いため、利用期間や契約条件を事前に確認しましょう。
無料CRMと有料版の違い
CRMは無料プラン・無料トライアル・有料プランによって、利用できる機能や人数、サポート内容などが異なります。主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | 無料プラン | 無料トライアル | 有料プラン |
|---|---|---|---|
| ユーザー数・データ管理 | 利用人数やデータ容量に制限がある場合がある | 試用条件によって異なる | プランに応じて利用人数やデータ容量を拡張できる |
| 導入・運用のしやすさ | クラウド型なら手軽に導入できるが、サポートが限定される場合がある | 本格導入前に操作性や運用方法を確認できる | 導入支援や運用サポートを利用できる製品もある |
| 機能の拡張性 | 基本機能が中心で、高度な機能は制限される場合がある | 有料版の機能を試せる製品もあるが、利用範囲は製品によって異なる | 高度な分析や営業活動の自動化などに対応する製品もある |
| 適しているケース | 費用を抑えて顧客管理を継続したい場合 | 導入前に機能や操作性を検証したい場合 | 利用規模の拡大や業務の高度化を図りたい場合 |
※機能や利用条件、サポート内容は製品・プランによって異なります。
ユーザー数やデータ管理の上限
無料プランでは、登録できる顧客データ数やユーザー数、ストレージ容量などに上限が設けられている場合があります。無料トライアルも、製品によって利用人数やデータ容量に制限があるため、試用条件の確認が必要です。
有料プランでは、契約内容に応じて利用人数やデータ容量を拡張できる製品があります。ただし、有料プランでも上限が設定されている場合があるため、将来的な利用規模も考慮して比較しましょう。
オープンソースCRMには専門知識が必要
無料CRMのなかには、オープンソース型の製品もあります。自社でサーバを構築・管理する場合は、インストールやアップデート、セキュリティ対策などに専門知識が必要です。一方、クラウド型のCRMであれば、無料プランでも自社でサーバを管理せずに利用できます。
有料CRMでは、導入支援や運用サポートを提供している製品もあります。無料トライアル中のサポート範囲は製品によって異なるため、操作方法の問い合わせや導入相談に対応しているか確認しましょう。
CRM機能の拡張性
無料プランでは、顧客情報や商談履歴の管理など基本機能を利用できても、高度な分析や営業活動の自動化、外部システム連携などは制限される場合があります。
無料トライアルでは、有料プランの機能を試せる製品もありますが、利用できる範囲は製品によって異なります。有料プランへの移行を検討している場合は、営業支援(SFA)やマーケティングオートメーション(MA)との連携など、必要な機能が契約予定のプランで利用できるか確認しましょう。
★自社に適したCRMツールを診断してみませんか?
簡単な質問に答えるだけで、最適なシステムを案内します。
まだ導入時期が決まっていない場合でも、比較検討の第一歩として活用できます。
▶CRMツールのおすすめを無料診断する
無料のCRMを選ぶ際のポイント(外部連携性・モバイル対応・有料版への移行)
無料のCRMを選ぶ際には、以下のポイントに着目してみましょう。
他ツールとの連携が可能か
無料CRMを選ぶ際は、現在利用しているSFAやMAツール、会計ソフト、チャットツールとの連携が可能かを確認しましょう。一部の無料CRMではAPI連携が制限されているため、業務の効率化が難しくなる場合があります。
モバイルに対応しているか
営業担当者が外出先でもCRMを活用できるかどうかは、業務効率に直結します。無料CRMのなかには、モバイルアプリやブラウザから利用できないものもあるため、スマートフォンやタブレットでの操作性を確認しましょう。
将来的なアップグレードがしやすいか
最初は無料版で十分に感じても、業務の拡大などに伴い、より多機能な有料版への移行を検討する可能性があります。そのため、無料版を試した後にスムーズに有料版へアップグレードできるか、データ移行が容易かどうかを事前に確認することが重要です。最初から導入しやすく、後から必要な機能を追加できるCRMを選ぶと、長期的に運用しやすくなります。
導入製品にお悩みで、まずは最新の人気製品から検討してみたい、という方はこちらのランキングも参考にしてください。
【比較表】無料のCRMツール一覧
数あるCRMツールのなかから、無料で利用できる製品や無料トライアルを提供しているものをピックアップし、一覧表にまとめました。気になる製品があれば、資料を取り寄せ比較してみましょう。
ITトレンドでは、無料プランや無料トライアルを提供しているものなど、さまざまなCRMを取り扱っています。以下のボタンから一括資料請求(無料)できるので、比較検討する際にぜひご利用ください。
無料プランのあるCRMツールを比較
ここでは、無料プランのあるCRMを紹介します。
HubSpotCRM (HubSpot Japan株式会社)
- コンタクトを100万件まで管理可能
- 外部ツールと連携してメール管理を効率化
- マーケティングやCS、CMSまで幅広く対応
Zoho CRM Plus (ゾーホージャパン株式会社)
- シンプル・低コストにMAを始めるならZoho CRM Plus
- MAにCRM/SFA、BI・分析など8つのツールが1つのパッケージ
- マーケ・営業・サポートの顧客情報を統合し、連携強化
Ambassador Relations Tool
「Ambassador Relations Tool」は、株式会社コンファクトリーが提供する無料のクラウド型CRM・マーケティングツールです。MA機能やメールマーケティング機能、NPS計測、RFM分析による顧客ランク分けなど、多彩な機能を備えています。 無料プランでは、顧客登録数1万人、1回あたりのメール送信数1万通まで利用可能で、初期費用・月額費用ともに無料ではじめられます。
無料トライアルを提供しているCRMを比較
無料トライアルが提供されているCRMを紹介します。一定期間の無料トライアルで使用感などを試したあと、本格的な導入が可能です。
esm(eセールスマネージャー)
- 定着率95%!定着支援の専門チームが課題に合わせて徹底支援。
- 6,000社超、185業種以上で採用されているCRM/SFA
- 確かな効果。売上192%、営業会議時間1/6を実現するCRM/SFAツール
ソフトブレーン株式会社が提供する「eセールスマネージャー(esm)」は、営業活動の可視化と定着支援に強みを持つCRM/SFAです。国内企業を中心に多くの導入実績があり、営業プロセスを一元管理できます。専任チームによる導入・定着支援が用意されているため、ITツールの運用に不安がある企業でも安心して利用できるでしょう。
| 有料プラン料金 | Basic:月額3,500円/ユーザー、Enterprise:月額12,500円/ユーザー | 無料トライアル | ◯(30日間) |
| 対応機能 | 顧客情報管理/営業支援/レポート作成・分析/ツール連携/マーケティング支援/AI機能・自動予測 | ||
esm(eセールスマネージャー)を利用したユーザーの口コミ
名刺取り込み機能で利用する、写真での読取機能が向上するといいなと思います。現状誤字脱字が多く修正が大変です。
続きを読む
JUST.DB
- 【完全ノーコード×生成AI】マウス操作と"ことば"でシステム開発
- 【多彩な標準機能】高い拡張性により、全社DXをJUST.DB1つで実現
- 【同時ログインライセンス】全社展開してもコストを抑制
株式会社ジャストシステムが提供する「JUST.DB」は、ノーコードで業務システムを構築できるクラウドデータベースです。マウス操作のみで、ワークフローやCRM機能など多彩なシステムを迅速に開発可能。データ処理の自動実行やリアルタイム集計、帳票出力機能を備え、業務の効率化を支援します。さらに、外部システムとの連携もスムーズで、ペーパーレス化や意思決定のスピード向上にも貢献します。
| 有料プラン料金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
| 対応機能 | 顧客情報管理/営業支援/レポート作成・分析/ツール連携/マーケティング支援/AI機能・自動予測 | ||
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Agentforce Sales (旧:Sales Cloud)
- 15万社の圧倒的な導入実績とノウハウ
- 導入企業は売上30%アップを実現!
- 世界でも日本でもトップシェアのCRM/SFA
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Sales Cloud」は、日本国内で圧倒的なシェアを誇り、世界中で15万社以上の導入実績を誇るCRMシステムです。Salesforce活用支援専門の部門があり、スタッフがシステムの導入・定着をサポートしてくれるのもポイントです。また無料トライアルでは、本番同様の機能を30日間体験できます。
| 有料プラン料金 | 月額9,600円~39,600円/ユーザー | 無料トライアル | 〇(30日間) |
| 対応機能 | ー | ||
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Agentforce Sales (旧:Sales Cloud)を利用したユーザーの口コミ
製品ごと、販売者ごと、販売部署ごとなど、本当に細かく営業を管理できるツールである。社内の誰でも見られる。
続きを読む
カスタマイズ性が高いのは良いですが、そもそも理解するまでに必要なコストが多すぎるのと作りが複雑過ぎてしまい直感的な操作の分かりづらさ、ヘルプがまともに機能していないことなど多くの問題点があります。とにかくサービスに関することが全くと言っていいほどまともにWebで説明できていません。基本的に英語で開発されて機械翻訳で作られたページでまともな文章が無く、サポートとの窓口も使いづらく、挙げ句の果てには重大なアップデートが有るにも関わらず突然仕様変更でトラブルが起こるなど、老舗ITサービスにありがちな古いベースシステムに改修を重ねているので、とても使いづらい状態です。
続きを読む
Pro Suite
- セールス・サービス・メール配信を1つに集約
- 統合された顧客データでビジネスの成長を実現
- 少数精鋭の成長企業が求める今すぐ役立つ機能
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Pro Suite」は、シンプルでパワフルなCRMを備え、顧客管理や商談管理をすぐに開始できる営業支援ツールです。営業、カスタマーサービス、メールアプローチのデータを統合し、一つのアプリで確認・活用可能。ベストプラクティスを反映したダッシュボードテンプレートにより、データの可視化と意思決定を迅速化し、少人数チームの業務効率を高めます。
| 有料プラン料金 | 月額12,000円~ ※年間契約 | 無料トライアル | 〇(30日間) |
| 対応機能 | 顧客情報管理/問い合わせ管理/データ集計・分析/マーケティング支援 | ||
キントーン
- 自社の業務にフィットする「顧客管理」アプリをつくれる
- ノウハウ活用で商談力を強化
- プラグイン・連携サービスを組み合わせて業務がより効率的に
サイボウズ株式会社が提供する「キントーン」は、ノーコード・ローコードで柔軟にCRMシステムを構築できるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く、顧客データの検索・絞り込みやCSV入出力、他システムとの連携も可能。コメント機能を活用することで、顧客対応履歴の共有やフォローアップの管理をスムーズに行えます。
| 有料プラン料金 | ー | 無料トライアル | 〇(30日間) |
| 対応機能 | ー | ||
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
FlexCRM
- 見やすい画面と直感的な操作性で簡単に使える
- 外部システムと連携できる各種インターフェイスを用意
- ノンプログラミングで利用でき独自システムの構築も可能
株式会社G.FLEXが提供する「FlexCRM」は、顧客情報や商談、販売データなどを一元管理できるクラウド型CRMです。シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性を備えており、自社の業務フローに合わせた顧客管理が行えます。顧客管理を中心に、注文管理やDM名簿管理などにも対応しているため、小規模〜中堅企業のCRMとして導入しやすい点が特徴です。
| 有料プラン料金 | スタンダード:初期費用無料、月額1,200円/ユーザー プレミアム:初期費用無料、月額2,000円/ユーザー エンタープライズ:初期費用100,000円、月額2,000円/ユーザー | 無料トライアル | ◯(3か月) |
| 対応機能 | 顧客情報管理/営業支援/レポート作成・分析/ツール連携/マーケティング支援 | ||
有料のCRMを導入するメリット
有料のCRMは、無料版に比べて利用できる機能や運用範囲が大幅に広がります。顧客データやユーザー数に制限がなく、大規模な組織でも安心して活用できる点が大きなメリットです。さらに、営業プロセスの自動化やマーケティングオートメーションとの連携、高度な分析機能などを備えており、効率的な顧客対応や戦略立案をサポートします。ベンダーによる導入支援や運用サポートも充実しているため、専門知識がなくてもスムーズに導入可能です。結果として、顧客満足度の向上や売上拡大に直結し、長期的な経営基盤の強化につながります。
まとめ
CRMには無料で使えるものや、トライアル期間を提供している製品があります。まずは無料版を試し、使い心地や自社に必要な機能を見極めましょう。
ただし、無料版では容量や人数、機能制限があるため、本格導入時に有料版への移行が必要になることもあります。そのため、スムーズに有料版へアップグレードできるか事前に確認しておくことが重要です。以下のボタンから各社製品の一括資料請求も可能なため、比較検討にお役立てください。



営業担当者の活動状況や顧客状況を速やかに把握することができ、顧客対応の効率化につながっている。また、担当区の変更に伴う引き継ぎも、顧客情報が蓄積されているため非常にスムーズである。
続きを読む