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無線LANを使った社内ネットワークのメリットは?設定方法から解説!

2025年01月08日 最終更新

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無線LANを使った社内ネットワークのメリットは?設定方法から解説!

社内ネットワークを構築するにあたり、有線LAN・無線LANのどちらを採用すべきか、迷っていませんか。有線LANから無線LANに切り替える企業は増えています。しかし、無線LANについての知識がなく採用すべきか不安、というケースはあるでしょう。

そこでこの記事では、無線LANのメリットや問題点、設定方法まで解説します。

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目次

    無線LANとほかの接続方法の違い

    まずは、無線LANとほかの接続方法との違いについて見ていきましょう。

    有線LANとの違い:接続方法

    無線LANと有線LANの違いは、LANケーブルの有無です。インターネット接続をするときは、信号を送受信する装置であるモデムとパソコンなどの端末を接続します。

    モデムと端末を直接接続はできないため、ルーターやHUBを使い、その間をLANケーブルでつなぐのが一般的です。

    有線接続の場合は、端末からHUBまでの間はLANケーブルで接続します。それに対して無線LANによる接続は、端末からHUBの部分が電波による接続に置き代わります。

    家庭用の無線ルーターは、信号を電波に変換する「アクセスポイント」と、接続口を増やす「HUB」が一体化しています。オフィス用では、それぞれの機能が高性能化された単機能機器が使われることが多いです。

    現在では、無線LANの性能は良くなっているので、有線LANから切り替える企業が増えています。

    Wi-Fiとの違い:定義の範囲

    厳密には無線LANとWi-Fiは異なります。まず、無線LANという大きな概念の中に、Wi-Fiがあります。

    一般的な無線LAN製品間の相互接続に関する規格が、「IEEE 802.11規格」であり、この規格に準拠している製品に付けられるロゴが「Wi-Fi」です。Wi-Fiとは1999年に設立された団体である「Wi-Fi Alliance」に由来します。

    無線LANの国際標準企画に合格した製品にはWi-Fiのロゴマークが与えられるようになったため、現在では「無線LAN=Wi-Fi」という認識が広まったのです。

    社内ネットワークに無線LANを導入するメリット

    無線LANにする最大のメリットはLANケーブルが不要になることです。それにより、ケーブルの購入費が不要になるでしょう。ほかにもケーブルがなくなることで机まわりだけでなく、オフィス全体がスッキリします。

    特にオフィスがビルのフロアごとに分かれている企業の場合、複雑になりやすい配線を考える手間も削減できるでしょう。

    さらに、無線LANを導入すると物理的に縛られることなく、社内のどこにいてもネットに繋がります。近年では、ノートパソコンやスマートデバイスなどを使うケースが増えていますが、それらを接続しやすい環境になるでしょう。

    また、新しい無線機器へ変更しても現在の設定を引き継げる製品が多いため、面倒な初期設定は不要です。

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    社内ネットワークに無線LANを導入する際の注意点

    つづいて、無線LANを導入するときに意識すべき、注意点を見ていきましょう。

    セキュリティリスクがある

    無線LANを導入する際にもっとも注意しなければならないことは、盗聴や不正アクセスのリスクがあることです。

    たとえば、情報を電波に乗せてやり取りするため、通信を盗聴され、収集・分析される恐れがあります。実際に、専門的なアンテナを使えば距離があっても通信内容を傍受できてしまいます。

    また、十分なセキュリティ対策を行っていなければ、不正アクセスの被害に遭う可能性もあるでしょう。社内ネットワークに侵入されることで、企業にとって重要なデータが漏えいすることもあります。

    接続が不安定になることがある

    最近では通信が安定してきた無線LANですが、有線に比べると通信が繋がらなくなることも多いです。

    具体的に説明すると、無線LAN機器の機種によって使用する電波の周波数帯は異なります。1つの周波数帯は多数のチャネルに分割され、その内の1つを使って端末とアクセスポイントの通信が成立します。

    しかし、分割されたチャネルが重なると電波干渉が起こります。つまり、複数のアクセスポイントが近くにある場所であれば、電波干渉が起きやすいということです。電波干渉が発生すると、お互いの電波が影響し合ってしまい繋がりにくくなります。

    社内ネットワークに無線LANを導入する方法

    最後に、社内ネットワークに無線LANを導入する際の方法を見ていきましょう。

    アクセスポイントとコントローラーを準備する

    無線LANのアクセスポイントとは、端末間を電波で送受信し、無線LANと有線LANを相互変換する機器です。

    製品によって、電波干渉や障害物の影響を受ける程度が異なり、端末の使う周波数帯と合わせる必要があります。機器選定の際はこの2点を考慮しましょう。

    また、同時にコントローラーも必要です。無線LANコントローラーは、各アクセスポイントとケーブル接続された装置です。コントローラーがあれば、アクセスポイントを制御して安定した通信を実現できます。

    具体的には、SSIDや周波数チャネルを設定してユーザー認証が可能です。ほかにも、チャネルを選択して電波干渉を抑え、通信の負荷を分散します。端末が移動した場合、アクセスポイントの切り替えも行えます。

    無線LANのセキュリティ設定をする

    前述のとおり、無線LANをそのまま利用すると不正アクセスのリスクがあるため、セキュリティ設定をする必要があります。もしセキュリティ設定が甘いと、重要な情報が漏えいしかねません。

    まずは、不正アクセスされないようにルータのログイン情報を変更したり、利用する通信を暗号化したりしましょう。また、登録した端末のみアクセスできるように、通信制限を設けるのも有効です。

    企業向け無線LANの選び方は以下の記事でも詳しく説明しています。

    関連記事 【企業向け】無線LANの選び方とは?人気製品も紹介

    社内ネットワークに無線LANを採用して効率的に利用しよう

    社内ネットワークに無線LANを導入すれば、どこにいてもパソコンやスマホを使えるようになり、業務効率の向上が期待できます。また、ケーブルがなくなるため、オフィス環境は改善されるでしょう。

    しかし、無線LANは有線LANよりも通信が不安定であり、セキュリティのリスクも存在します。

    アクセスポイント・コントローラーを準備し、セキュリティ設定することで、安全に無線LANを活用しましょう。

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