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失敗しないPDMの選び方とは?システム導入前の準備まで解説!

2023年03月15日 最終更新

PDMシステムの製品一覧
失敗しないPDMの選び方とは?システム導入前の準備まで解説!

製品開発における全情報を一元管理できる「PDM」。開発リードタイムの短縮、内部統制の支援など、企業の競争力を高めることができます。しかし中には、「実際にどう製品を選べばいいのかわからない」という悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自社にあった製品の選び方とシステム導入前にすべき準備を解説します。

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目次

    絶対に失敗しないPDMの選び方4選

    自社にあった適切なPDMを選ぶには何を基準にすればよいのでしょうか。PDMの製品選びに失敗しないためにチェックすべき選定ポイントは、以下の4つです。

    • ●提供形態
    • ●システム連携
    • ●ベンダーの実績
    • ●サポート体制

    これらのポイントを意識して製品選びをするとよいでしょう。

    1.提供形態

    PDMを導入する場合、最初に検討すべきはパッケージかクラウドかの選択です。
    カスタマイズを重ね、自社専用のシステムを構築するならばパッケージを選択しましょう。短期間で構築したいのであればクラウドサービスがお薦めです。両者の違いを見ていきます。

    ■パッケージ

    独自のシステムを構築するような形態を指します。自社が求める理想的な機能を搭載できる一方、構築期間とコストがかかります。自由度を求めるかたにはお勧めです。

    パッケージにはそれぞれ特長があります。例えばCADをベースにしたパッケージの場合、CADアプリケーションとの連携機能が優れており、設計業務を効率化できます。

    ■クラウド

    クラウド型のPDMも提供されています。カスタマイズには限界がありますが、初期投資を抑えスピーディにPDMを構築できます。

    また、PDMは企業のトップシークレットとなるデータを扱います。クラウドの場合データセンターにデータを預けることになりますので、セキュリティの確認が必要です。データセンターはどこにあるのか、バックアップされないか、セキュリティ体制は万全かをチェックしましょう。

    2.他システムとの連携

    PDMはCADで作成する図面データを保管するため、CADとの連携は重要な確認項目です。不安であれば、CADベンダーのPDMを採用しましょう。使い慣れたインターフェースなので、エンジニアの育成期間を短縮できます。

    また、PDMと基幹システムとの連携も必要です。これにより、設計管理から生産管理までの一元化が可能になります。

    3.ベンダーの実績

    PDMは製品のライフサイクル全般を管理対象とするため、構築には幅広いノウハウと技術が必要となります。分野によってPDM構築に必要なノウハウ・技術が異なります。

    なので、自社が属する分野にベンダーの実績・ノウハウがあるかどうかは重要な選定ポイントになります。コンサルティング能力も高いほうがよいでしょう。

    4.サポート体制

    提供事業者とは長い付き合いとなるため、サポート体制も忘れずに確認します。頻繁にセミナーを開催し利用者のスキルアップを図っているか、質問や障害に迅速に対応するかなどを確認しましょう。導入したPDMを長く効果的に使い続けていくかどうかは、ベンダーの提案力に左右されます。

    また、システムの効果的な利用には、自社にあった利用方法を知るべきです。個別アドバイスなどのサービスがあったほうがよいでしょう。

    必見!PDM導入前にすべき準備

    PDMを導入する前にチェックしておくべき事項がいくつかあります。PDMをより効果的に導入するために、確認してください。

    導入の目的(課題)を明確にする

     

    適切なシステムを導入するためには、自社の課題を洗い出しシステムの導入目的を明確にすることが重要です。目的が異なれば、システムに求める要件も異なります。

    現場の担当者がITに詳しくない場合、システム導入は現場の負担になります。導入後に課題が解決しなければ、現場のモチベーションが下がりかねません。

    管理したいデータの種類を明確にする

    企業によって扱うデータはさまざまなため、自社が管理したいデータの種類を明確にして、対応したPDM製品を選ぶ必要があります。

    PDMの基本的な役割はCADデータなどの設計情報の管理です。しかし、製品のライフサイクルに関わる他のデータも管理でき、製品によって対応できる範囲は異なります。

    段階を踏んだ導入を検討する

    まずは設計部門から、現場を巻き込んで段階的に導入することが成功の秘訣です。

    全社で一気に導入するとそれだけ負担が大きくなってしまいます。導入する範囲を限定し、効果を現場に実感させながら段階を踏んで導入範囲を広げていきましょう。

    欧米のトップダウン方式を真似するのではなく、日本の企業風土に合った手法を用いることがお勧めです。

    自社にあったPDMを選んで、製品情報管理の効率化を!

    PDMがどれだけ製品情報管理を効率化するかは、自社にマッチした製品を選んで導入するかに左右されます。提供形態、サポート体制をしっかりチェックして製品を選ぶことは不可欠です。

    また、事前に自社がどのような課題に直面しているのか、PDMを導入する目的は何かを明確にしておきましょう。

    以下の記事では、ITトレンド編集部おすすめのPDMシステムを紹介し、比較しています。「PDMシステムには具体的にどのような製品があるのだろうか?」と思っている方は是非見てみてください。

    関連記事 【2025年版】人気PDM7製品を比較!選定ポイントや導入時のコツも解説
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