【検索が便利】クラウド型ナレッジマネジメントツール
まずは、検索性に優れたクラウド型ナレッジマネジメントツールを紹介します。
アルファスコープ
- クラウドサービスのため、自宅からでも瞬時にアクセス
- 社内の欲しい情報がすぐ手に入る豊富な検索機能
- 社員の利用状況まで見える化する充実の分析機能
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供。キーワードやカテゴリでテキストを検索できるだけでなく、添付ファイル検索機能も搭載し、欲しい情報を瞬時に探し出します。推奨キーワードやサジェストが表示されるため、どんなキーワードで探すべきか悩む心配もありません。また、PV数やログイン数の分析機能を備え、さらなる利便性の追求を支援します。
kintone
- クラウド上に社内の知識・データやノウハウを集約
- 全文検索機能で添付資料の中身まで検索
- 話題やプロジェクトごとに整理できるコミュニケーションスペース
サイボウズ株式会社が提供。ナレッジマネジメントツールそのものではなく、情報共有に役立つアプリを作成できる製品です。例えば、ファイル管理アプリを作成すると、画像や文書、PDFなどのファイル共有ができます。検索やバージョン管理といった便利な機能も充実しています。また、FAQアプリを作成すると従業員からの問合せ時間を削減可能。社内FAQをアレンジして、部署別にマニュアル作成もできます。
【編集が簡単】クラウド型ナレッジマネジメントツール
続いて、編集機能に優れたクラウド型ナレッジマネジメントツールを紹介します。
ヘルプフィール
- 様々な言い回しやスペルミスにも対応ー新感覚なAI-検索システム
- 特許技術×AIで、散らばったナレッジから瞬時に回答を見つけ出す
- 継続率99%!充実のレポート&サポート体制で効果的な運用が続く
Nota株式会社が提供。FAQページを簡単に作成できるのが特徴の製品です。HTMLやCSSといったWebページに必要な言語の知識は必要ありません。Wordで文書を作成するのと同じような感覚でページを編集できます。FAQページは文章だけでなく画像や動画にも対応し、リッチな表現で細かい情報も共有可能です。また、製品導入時には専任チームによる導入支援サービスを受けられ、円滑に利用を始められます。
VideoStep (株式会社VideoStep)
- パワポ感覚の動画編集で、誰でもかんたんに動画作成・編集できる
- 撮影した動画は、VideoStepが自動で適切なステップごとに分割
- AIで機械翻訳・音声吹き込みができ、字幕編集もかんたん!
GROWI.cloud (株式会社WESEEK)
- 図形や表の挿入、文章の装飾など多彩な表現で情報が伝わりやすい
- 階層構造とタグの両方で管理できるから柔軟な情報整理が可能
- 月額固定制で利用人数が増えるほど、ドンドンお得な料金体系
Dropbox Paper (Dropbox Japan株式会社)
- カレンダーと連携して情報を管理
- 動画や音楽も共有可能
- プレゼンテーション資料作成にも使える
esa (合同会社 esa)
- 3,000を超える組織での導入実績あり
- WIPの記事を全員でブラッシュアップ
- 履歴管理からいつでもロールバック可能
【AI・自動化】クラウド型ナレッジマネジメントツール
次に、AIによる自動化機能が魅力のナレッジマネジメントツールを紹介します。
QuickSolution
- [9年連続シェアNo.1] 発売から24年 5500サーバの導入実績
- 企業内に埋もれる情報の活用/共有の第一歩は検索から
- ChatGPTなど、生成AIとの連携(RAG対応)で社内情報に回答
住友電工情報システム株式会社が提供。AIによる高度な検索機能を豊富に備えています。例えば、AIが日本語の意味を理解したうえで検索するセマンティック検索機能を搭載。また、1台のPCサーバで50TBのファイルサーバを数秒で検索する機能もあり、高精度かつ高速に情報を見つけ出します。発売から20年の歴史をもち、4,100サーバ以上もの導入実績を誇るのも魅力です。
【情報の管理や共有】クラウド型ナレッジマネジメントツール
ここでは、情報の管理・共有機能に優れたナレッジマネジメントツールを紹介します。
Confluence(コンフルエンス)
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- ナレッジの整理・共有を効率化、働き方を改革
- 業界・職種問わず活用できる優れた操作性と拡張性
リックソフト株式会社が提供。発信から整理、検索まで情報管理を支援する機能が豊富に備わった製品です。ローカル環境やサーバなどに散在する情報を一元化することで管理性を向上させます。ページやスペースごとに管理権限を設定することも可能なため、全社的に展開しても安心して利用できます。社内wikiとして利用することも可能です。
BizAntenna (アクセラテクノロジ株式会社)
- ナレッジ活用を業務に組み込み生産性向上
- キーワードをクリックしていくだけで誰で簡単に必要な情報へ到達
- 業務別のベストプラクティスをテンプレート化しご提供
Qast
- 高精度な生成AI技術を活用した、利便性の高い機能を多数搭載
- 散らばった社内の情報を ひとつに集約
- 高度な検索性で 欲しい情報に素早くアクセス
any株式会社が提供。職種や業界を問わず、誰でも気軽に情報を発信できるプラットフォームです。よくある質問をQ&Aにまとめたり、掲示板にメモを投稿したりすることで情報の活用性を高めます。投稿者には貢献度としてスコアが付与され、これが可視化されることでモチベーションが生まれるのが特徴です。匿名での質問も可能なため、わからないことを気軽に解決できます。
Neuron ES
- リリース13年。豊富な導入実績&8年連続ITトレンドランキング1位
- 社内データを対象とした生成AI(RAG連携)チャット機能も登場
- 検索システムに必要十分な機能を備えつつ、お求めやすい価格設定
ブレインズテクノロジー株式会社が提供。マニュアルレスで使えるよう、直感的なUIを備えています。また、企業での利用に欠かせない機能やセキュリティ性は標準装備されており、導入直後から安心して利用することが可能です。さらに、検索ログによってシステムがどのように使われているか可視化できるなど、管理者にとって便利な管理・分析機能も豊富に備わっています。
NotePM
- 社内版ウィキペディアでマニュアル作成・ナレッジ管理しやすい
- 強力な検索機能で「ほしい情報がすぐ見つかる」
- フォルダ構造で階層構造で整理でき、アクセス制限機能が柔軟
株式会社プロジェクト・モードが提供。ナレッジ管理・共有がしやすい社内wikiを構築できるシステムです。高機能なエディタを備え、Web上で簡単に文書を編集できます。保存したファイルは一般的なエクスプローラーと同様に階層構造で管理されるため整理が容易です。また、検索機能にも優れ、WordやPDFの中身も検索対象にできます。スマートフォンとタブレットにも対応し、パソコンで可能なすべての操作を行えます。
トースターチーム (noco株式会社)
- チームナレッジを最大限に引き出すナレッジページ作成が可能
- 簡単にできるマニュアル作成
- 累計導入社数2,000社突破の実績
Evernote (Evernote Corporation.)
- テキストだけでなく画像、音声など様々な形式で保存可能
- グループウェアと連携でさらに便利に
- オフラインでも作業でき、オンラインになった際に同期
QiitaTeam (Qiita株式会社)
- 共同編集機能でドキュメントをブラッシュアップ
- アクセス制限やSSL化でセキュアな環境を確保
- コメント・メンション機能で活発なコミュニケーションが可能
Microsoft Whiteboard (日本マイクロソフト株式会社)
- 無料で使用可能
- セキュアな環境で保存
- Microsoft Teamsと組み合わせて使うことも可能
Cmosy (吉積情報株式会社)
- 1ユーザーあたり月額500円~のローコスト
- UDPを使用した高速アップロードが可能
- Google Cloud Platform上で堅牢なセキュリティ性を実現
Kibera (株式会社ビットジャーニー)
- PlantUMLに対応しダイアグラムを作成
- Qiita TEAMやesa、DocBaseなどからデータをインポート
- Google Workspaceのシングルサインオンに対応
Jamboard (グーグル合同会社)
- ホワイトボードの多彩な機能を多数搭載!自動保存も可能!
- 編集ツールを利用して、先生、生徒の共同作業が可能!
- どこにいても学習ができる!どのブラウザからでもアクセス可能!
rakumoボード (rakumo 株式会社)
- 新しいGoogleサイトに対応
- 情報漏洩防止機能が充実
- パック購入でシリーズ製品をまとめて利用可能
DocBase (株式会社クレイ)
- 保存データと通信路を暗号化
- 20世代分のバックアップを常に確保
- セキュリティパックでさらにセキュリティを強化可能
【連携機能】クラウド型ナレッジマネジメントツール
最後に、連携機能を特徴とするクラウド型ナレッジマネジメントツールを紹介します。
formrun (株式会社ベーシック)
- 問合せ対応における一連の流れを効率化!
- 問合せフォームの作成時間を大幅削減!
- 外部機能との連携で更に便利!
クラウド型ナレッジマネジメントツールの選定ポイント
ここまでで紹介してきたように、クラウド型マネジメントツールにはたくさんの製品が存在します。これらの製品から自社に最適なものを見つけるには、提供形態や料金プランなど基本的な情報に加え、どのようなポイントに着眼すればよいのでしょうか。
求める機能が実装されているか
一口にクラウド型マネジメントツールといっても、具体的にどのような機能が搭載されているのかは製品によってさまざまです。選定すべき製品は、自社が求める機能によって異なります。そして、自社に必要な機能は、自社が抱えている課題によって左右されます。
例えば、欲しいときにすぐ情報を探し出せないことに社員が難を感じているのであれば、検索に優れたナレッジマネジメントツールを選ぶとよいでしょう。表記揺れへの対応や全文検索機能を搭載した製品を選べば、課題を解決できるはずです。
また、社内コミュニティの活性化を目的に、部署や部門の垣根を超えた情報共有体制を作りたいのなら、アクセス制御や社内ポータル機能に秀でた製品がおすすめです。自社が本当に求めている機能は何なのか把握するために、まずは課題の分析から始めましょう。
セキュリティは優れているか
ナレッジマネジメントツールは、その名のとおり知識を管理するためのITシステムです。必然的に、社内の重要な情報をシステム上に蓄積することになります。よって、セキュリティには細心の注意を払わなければなりません。
製品選定時には、適切なセキュリティ機能が提供されているかよく確認しましょう。例えば、シングルサインオンや二段階認証といったログインを厳重にする機能があれば、不正アクセスを防止できます。アクセスや操作の権限設定機能も有効です。また、操作ログを記録する機能があれば、万が一のインシデントの際に素早く原因を究明できるでしょう。
そのほか、クラウドサービスである以上ベンダーに情報を預けることになるため、ベンダーの信頼性にも注意が必要です。ISO 27001(ISMS)などのセキュリティ規格を獲得しているか、豊富な導入実績をもっているかなどを材料として信頼性を判断しましょう。
自社に適したクラウド型ナレッジマネジメントツールの導入を
情報の重要性は年々高くなっています。しかし、情報はもっているだけでは意味がありません。適切な形で保管し、必要な人が必要なときに利用できることが大切です。
そこで、クラウドサービスならではの利便性を備えたナレッジマネジメントツールが役に立ちます。部署や部門の垣根を超えて知識を共有し、高度な検索機能で瞬時に情報を探し出します。この機会に本格的な導入を検討してはいかがでしょうか。



