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レセコン(レセプトコンピュータ)とは?電子カルテとの違いやおすすめ製品を紹介

レセコン(レセプトコンピュータ)とは?電子カルテとの違いやおすすめ製品を紹介

「診療報酬請求業務の効率化を図りたい」「紙のレセプト業務から脱却したい」といった課題のある医療機関には、レセコン(レセプトコンピュータ)の導入がおすすめです。この記事では、レセコンの概要や電子カルテとの違いをわかりやすく解説します。レセコン導入のメリットやおすすめの一体型システムなども紹介。関連製品の資料請求(無料)も可能です。

この記事は2025年6月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    レセコン(レセプトコンピュータ)とは

    レセコンとはレセプトコンピュータの略称で、レセプト(診療報酬明細書)を作成する医療用ソフトウェアのことです。診療内容や処方内容などをもとに、保険請求に必要な診療報酬額を自動で計算し、正確なレセプトを作成できます。

    従来レセプト作成は、医療事務関連の資格取得者が担当するのが一般的で、高度な知識と計算が求められる煩雑な作業でした。レセコンの導入によって、医療事務の業務負担は大幅に軽減され、作業の正確性も向上しました。

    レセコンの種類

    レセコンは、日医標準レセプトソフト「ORCA(オルカ)」と、民間企業が開発する「メーカー・レセコン」に分けられます。ORCAは医療のIT化促進、医療情報交換の効率化や標準化を主な目的とし、日本医師会ORCA管理機構株式会社が開発。メーカー・レセコンは民間企業が開発した製品を指し、機能や特徴、サポート内容はそれぞれ異なります。

    ほかにも診療科目別に「医科用レセコン」「歯科用レセコン」「調剤用レセコン」などに分類され、それぞれの業務に適した機能が搭載されています。

    レセコンの普及率

    社会保険診療報酬支払基金の「診療報酬請求の状況(令和5年3月資料)」によると、電子レセプト請求の割合は96.2%に達しており、レセコン(レセプトコンピュータ)は医療機関・薬局で広く普及しています。レセコンは診療報酬明細書の作成や請求業務の効率化に大きく貢献し、現代の医療現場には欠かせないツールとなっています。

    参考:請求状況(医療機関数・薬局数ベース) 【令和5年3月診療分】|社会保険診療報酬支払基金

    レセコンと電子カルテの違い

    レセコンと同様に、診療所や病院で広く導入されているのが電子カルテです。どちらも医療現場のIT化を支えるシステムですが、レセコンは主に医療事務スタッフが使用するのに対し、電子カルテは医師や看護師、検査技師など医療従事者が使用するという点において違いがあります。具体的な違いは以下のとおりです。

    レセコンとは?電子カルテとの違い
    項目レセコン電子カルテ
    主な利用者医療事務スタッフ医師、看護師、技師などの医療スタッフ
    用途・導入目的会計処理やレセプト請求業務を効率化・正確化する診療記録や患者情報を一元管理し、診療業務全体を効率化する
    主な機能会計処理、レセプト作成、請求業務カルテ入力、看護記録、検査結果・画像管理、文書作成
    適した施設会計業務の負担が大きい医療機関患者情報の管理や診療効率化を重視する医療機関

    レセコン導入のメリット

    レセコンには、診療報酬計算の正確性向上と業務効率化などの点においてメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

    診療報酬計算・レセプト作成の効率化

    レセコンは、診療内容や薬剤情報をもとに診療報酬を自動で計算し、レセプトを作成する機能を備えています。これにより、医療事務スタッフが手作業で行っていた複雑な点数計算や入力作業を大幅に短縮できます。入力ミスや記載漏れも自動点検機能でチェックされるため、業務の正確性と効率性が向上し、レセプト提出の負担を軽減します。

    制度改定への迅速な対応

    診療報酬制度は2年ごとに改定されますが、最新のレセコンシステムではこれに自動対応する機能が備わっており、マスタデータの更新により短期間で新制度へ移行できます。これにより、改定時の膨大な作業負担を軽減し、誤請求のリスクも抑えられます。常に最新のルールに沿った運用が可能となり、現場での混乱も最小限にとどめられるでしょう。

    医事データの活用による経営支援

    近年のレセコンには、医事データの蓄積・分析機能が搭載されている製品もあります。患者数や診療単価、診療科ごとの収支などをレポート化することで、経営の現状把握や改善点の抽出が可能になります。データにもとづいた経営判断や業務改善施策が実施しやすくなり、単なる会計支援ツールにとどまらず、経営支援ツールとしても活用できます。

    レセコンのタイプと製品の選び方

    レセコンは、大きく分けて「電子カルテ・レセコン一体型」と「電子カルテと連携できるレセコン」の2タイプがあります。それぞれの特徴を理解し、自院の運用方針に適したシステムを選定しましょう。選定時の注意点として、電子カルテ・レセコンを別々に導入する場合、レセコンを先に決定すると連携可能な電子カルテが限られるため、電子カルテから選定しましょう。

    ■電子カルテ・レセコン一体型
    カルテ入力から会計処理、レセプト作成までを一元的に行える。操作画面の統一感があり、職員の混乱が少ないため、院内全体の業務効率を高めやすい。受付から会計までの業務をスムーズに行いたい無床クリニックや外来主体の診療所におすすめ。
    ■電子カルテと連携できるレセコン
    既存の電子カルテと連携できるレセコンで、柔軟な構成が可能。開業時に電子カルテを主軸として導入し、後から連携可能なレセコンを選ぶことでシステム拡張の自由度も高められる。既存システムを活かしたい医療法人や、段階的なIT導入を目指す中小規模病院におすすめ。

    なおこの記事では、電子カルテ・レセコン一体型を中心におすすめ製品を紹介します。レセコンと連携して活用できる電子カルテも参考にしてください。

    電子カルテの導入やリプレイスを検討する場合には、以下の記事をぜひ一読ください。自院の規模や診療内容に対応した電子カルテを比較検討できます。

    関連記事 電子カルテ20選を製品マップで比較!診療科目や規模別にランキングで紹介

    レセコンの比較ポイント

    レセコンは、診療報酬明細書を作成できればどのシステムでもよいわけではありません。自院の診療内容や課題解決に適した製品を選ぶのがポイントです。既存システムとの連携性はもちろん、トラブル対応や導入支援の内容にも着目しましょう。

    電子カルテとの連動性

    電子カルテとレセコンの連携を確認する際は、単に連動可否だけでなく、具体的な連携内容が重要です。例えば、診療入力とレセプト情報の自動反映が可能か、会計や処方指示への連動範囲はどこまでか、操作画面が統一されているかといった点に着目してみましょう。また、連携実績のある電子カルテの種類や、導入事例が豊富なベンダーかどうかもひとつの判断材料になります。

    サポート体制

    導入後に現場で安心して使い続けるには、操作方法やエラー発生時のサポート体制が重要です。電話・リモート対応の有無、受付時間(夜間・休日対応の可否)、トラブル発生時の初動対応スピードなどを確認しましょう。定期的なアップデート支援や操作説明会の有無なども、長期的な運用の安定性に関わるポイントです。

    自院の専門性に対応しているか

    眼科や歯科医院、調剤薬局向けなど診療科目や内容により、使用する機能は異なります。例えば眼科なら画像管理機能、歯科なら処置コード対応、調剤薬局なら薬歴管理が求められます。自院で多く扱う処置・会計・保険区分などがスムーズに反映できる仕様か、実績のある科目特化型システムかを確認することが重要です。

    ▶レセコン・電子カルテ一体型システムを比較

    電子カルテとレセコンが一体化したシステムは、情報の整合性が保ちやすくメンテナンスもしやすいため、新規開業時の導入が多い傾向にあります。ここでは、レセコン一体型のおすすめ電子カルテを紹介します。

    Medicom-HRf Hybrid Cloud

    ウィーメックス株式会社
    《Medicom-HRf Hybrid Cloud》のPOINT
    1. オンライン順番受付・モバイル型決済・オンライン問診と連携可能
    2. はじめてでも直観的に理解しすぐに使いこなせるUX/UIデザイン
    3. クラウド活用によるデバイス&ロケーションフリーを実現

    電子カルテシェア1位のウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-HRf Hybrid Cloud」は、レセプトチェック機能を搭載した一般診療所向けの電子カルテです。シンプルな画面設計のため、操作性を重視する医師におすすめです。オンプレミス型とクラウド型ともに対応し、利用環境にあわせた利用や緊急時の切替ができます。全国に販売代理店と保守サービス会社があり、業界最高レベルのサポート体制が整っています。

    提供形態オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / ハードウェア / サービス対象施設有床クリニック向け / 無床クリニック向け / 在宅向け
    参考価格ー※5年ごとの買換え不要

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    Medicom-HRf Hybrid Cloudを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 10名未満

    受付から会計まで、無駄な事なくシンプルに使いやすいです。しっかりバージョンアップさえ怠らなければこのシステムがほぼ仕事を終わらせてくれます。こちらは選択をするのみでスピード感のある保険会計を実現できます。また細かな設定がありますので使いやすいようカスタマイズしやすいです!

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    改善してほしい点 医療 10名未満

    今までと違い画面切り替えがなくなったので、終わる時に全て消し忘れます。使い始めなので慣れてないのもありますが。

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    MAPs for CLINIC

    株式会社EMシステムズ
    《MAPs for CLINIC》のPOINT
    1. 初期ライセンス0円!Web予約問診(LINE連携)も追加費用0円!
    2. 柔軟な入力セット・画面表示カスタマイズで4倍速の高速入力
    3. ネットワーク障害時は別回線に自動切換。オフラインでも入力可能

    株式会社EMシステムズが提供する電子カルテ「MAPs for CLINIC」は、アプリケーション型クラウドを採用しています。ブラウザではなくアプリケーション版を選択することで、操作しやすく高水準なセキュリティ対策を実現。小児科や整形外科、皮膚科や精神科など診療科目ごとに専門機能が充実している点も特徴です。レセコンを標準搭載するほか、周辺機器との連携実績も豊富で、さまざまな診療科で運用しやすいでしょう。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設無床クリニック向け
    参考価格初期費用無料、月額20,000円~
    追加1接続につき月額5,000円追加

    CLINICSカルテ

    株式会社メドレー
    《CLINICSカルテ》のPOINT
    1. 経営分析機能でクリニック経営をアップデート
    2. 一貫性のあるシステムで業務効率を向上
    3. クラウドシステムによる運用負担の軽減

    「CLINICSカルテ」は株式会社メドレーが提供する、無床クリニック向けのクラウド型電子カルテです。ORCA(日医標準レセプトソフト)を内蔵しています。予約システムやオンライン診療との連携を強化し、患者向けアプリを通じ検査結果や予約データの共有が可能です。また、国際標準規格に適合するISMSクラウドセキュリティ認証を取得しているため、安心して利用できるでしょう。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設無床クリニック向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    CLINICSカルテを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 50名以上 100名未満

    勤務先の医院で導入している。患者さんの予約・キャンセル管理が容易だと感じる。保険証の写真を患者さんにご自身でアップロードしていただくことで、非接触で保険確認できるので、コロナ禍の今非常に助かっている。

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    改善してほしい点 医療 10名以上 50名未満

    予約管理にて、予約患者の一覧がもっと見やすくなると予約確認の漏れが起こりにくく、運用がしやすいと感じています。

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    Qualis Cloud/Qualis

    株式会社ビー・エム・エル
    《Qualis Cloud/Qualis》のPOINT
    1. 多機能なのに直感的な使い心地
    2. 各種システムとの連携も充実
    3. BMLだからできる、安心のサポート

    「Qualis Cloud/Qualis」は、株式会社ビー・エム・エルが提供する無床クリニック向けのレセコン一体型電子カルテです。リモートアクセスによるサポートで、電子カルテの導入に不安な医師にもおすすめです。ログイン者ごとに好みの画面レイアウトを設定できるなど、見やすさや操作性を重視しています。障害対策やセキュリティ対策などのサポートも充実しているのが特徴のひとつです。

    提供形態オンプレミス / クラウド対象施設無床クリニック向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    Qualis Cloud/Qualisを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 10名未満

    この電子カルテシステムは本当に使いやすいです。たくさんの検査項目をひとつひとつ手入力しなくても、セットで組めばワンクリックで入力できます。そしてよく使う項目は、「お気に入りセル」というタブにセット登録しておけば、いつでもワンクリックで入力できます。事前に検査項目や投薬を入力したければ、「未来カルテ」という機能もあり、画面上のカレンダーから入力したい日付に飛べば、事前に該当日のコストを入力できます。そしてサポートセンターもあり、難しい事や困った事があれば電話やFAXで対応してくれます。本当に使いやすくて、全医療機関がクオリスならいいのにと思います。

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    改善してほしい点 食品、医薬、化粧品 5,000名以上

    他と比較したわけではないのでそこまで大きく変えてほしい点はありませんが、機能を少し縮小して、さらにわかりやすくしても良いかもしれません。

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    エムスリーデジカル

    エムスリーデジカル株式会社
    《エムスリーデジカル》のPOINT
    1. 初期0円、AIによる自動学習で入力時間80%削減!
    2. 15年利用で約1,000万円のコスト削減が可能!
    3. 金融機関・政府機関も利用する安全技術

    「エムスリーデジカル」はエムスリーデジカル株式会社が提供する、最新テクノロジーを活用した電子カルテです。レセコン(ORCA以外)一体型とORCA連動型の2種類があります。全患者における学習の反映や、よく使用する処置行為のリストがセットされるなど、AIによる自動学習機能がポイントです。医薬品関連データベースと連携できるため、安全な処方箋を実現します。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設中小病院向け / 無床クリニック向け / 在宅医療向け
    参考価格ORCA連動型:月額11,800円
    一体型:月額24,800円
    ※5年ごとの買換え不要

    Henry

    株式会社ヘンリー
    《Henry》のPOINT
    1. 安全で低価格のクラウド型!!オンプレミス型の半額程度!!
    2. 経営分析ツールを搭載!!経営報告用の数値集計作業を軽減!!
    3. 運用フロー・ルール設計もサポート!!経営改善のドライバーに!!

    「Henry」は、株式会社ヘンリーが提供するレセコン一体・クラウド型電子カルテです。診療に不要な要素を取り除き、ITリテラシーに左右されないシンプルな操作感にこだわっています。医薬品や検査項目をはじめ、シェーマや画像も登録できるなど診療内容にあわせたセットが可能です。国際規格の「ISO27001」を認証取得しているため、セキュリティ面も安心です。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設中小病院向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    blanc

    JBCC株式会社
    《blanc》のPOINT
    1. どこでも使える!在宅訪問時でも院内と同じカルテが利用可能
    2. クラウドを利用したバックアップでデータ保管も安心!
    3. 早く・安価に導入可能!サーバー購入や構築もなく素早く導入

    「blanc」は、JBCC株式会社が提供するクラウド型電子カルテです。オーダーの期間重複や薬剤投与時の禁忌チェックなど、チェック機能が充実しているため、ミスの防止ができるでしょう。カルテデータから文書の自動作成も可能です。予約業務機能が充実しているため、院内や患者の予約状況における一元管理が実現するでしょう。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設中小病院向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    m-KARTE

    株式会社LSIメディエンス
    《m-KARTE》のPOINT
    1. 富士通とLSIメディエンスの技術とノウハウを融合
    2. 診療報酬改定や制度改革にも迅速に対応する万全のサポート
    3. クラウドを活用したサービスにも対応できる高信頼なシステム構成

    株式会社LSIメディエンスが提供する「m-KARTE」は、有床クリニックや在宅診療向けの電子カルテです。オンラインレセプト請求や、レセプト博士NEOエンジンによるレセプトチェックなど、レセコン機能を搭載しています。シンプルで見やすい画面はレイアウトが自在で、利用者に優しいインターフェースも魅力的です。富士通の技術とノウハウを融合した高信頼のシステム構成で、診療報酬の改定など、システムの仕様変更にも迅速に対応可能です。

    提供形態パッケージソフト / ハードウェア対象施設有床クリニック向け / 無床クリニック向け / 在宅向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    m-KARTEを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 50名以上 100名未満

    紙カルテ時代には、カルテ記載事項の確認に時間がかかり、レセプト業務が大変でしたが、病名、検査、投薬の電子化により、業務が大幅に効率化しました。

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    改善してほしい点 医療 50名以上 100名未満

    時々パソコン画面で、入力機能が停止するなどのトラブルがあります。リモートで即座に解決していただきたいです。

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    Medicom クラウドカルテ

    ウィーメックス株式会社
    《Medicom クラウドカルテ》のPOINT
    1. 直感的で使いやすい、医師やスタッフの業務をスピーディにするUI
    2. カルテ入力内容から算定可能項目を抽出できるAI自動算定機能搭載
    3. 医事一体型だから、カルテ入力からレセプト会計なども一元管理

    ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom クラウドカルテ」は、直感的に操作できるUIとAIによる算定支援機能を備えた医事一体型のクラウド電子カルテです。レセコン開発の実績を活かし、診療・会計業務の効率化と医療DX推進を支援。豊富な導入実績と手厚いサポート体制で医療現場の負担軽減に貢献します。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設
    参考価格初期費用無料、月額24,800円~

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    ACUSIS Cloud

    株式会社プロ・フィールド
    《ACUSIS Cloud》のPOINT
    1. ※歯科、病院、鍼灸院は対象外(対応していません)
    2. 美容クリニック様の導入実績多数
    3. All In One System(診察券アプリ、Web予約、LINE連携、問診票)

    株式会社プロ・フィールドが提供する「ACUSIS Cloud」は、予約から診療、会計までオールインワンで対応する電子カルテです。美容クリニックを中心に導入され、自費診療と保険診療に対応しています。オプションでレセプト機能を利用でき、ウェブORCAを採用しています。また、スタッフや患者、施術ごとに売上を分析する機能も搭載し、戦略的なクリニック経営にも役立つでしょう。

    提供形態クラウド / SaaS対象施設美容クリニック
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    ▶レセコンと連携できる電子カルテを比較

    ここでは、レセコンと連携できる電子カルテを紹介します。既存システムからの乗り換え検討をしている方も参考にしてください。

    CLIUS (クリアス)

    株式会社DONUTS
    《CLIUS (クリアス)》のPOINT
    1. 【無料】WEB予約・問診・在宅・オンライン診療全て追加料金なし
    2. カルテ入力時間を短縮できるUI・UX。初心者でも使いやすい
    3. iPadでも使える!訪問診療や院内での持ち運びに役立ちます

    株式会社DONUTSが提供する「CLIUS (クリアス)」は、ORCAと連携したクラウド型電子カルテです。少ない動作で直感的に操作できるのが特徴で、パソコンに慣れていない人でも操作しやすいでしょう。Web予約やWeb問診、オンライン診療などの機能が無料です。タブレットにも対応し、在宅医療(訪問診療)の際も利用できます。

    提供形態クラウド対象施設無床クリニック向け / 在宅向け
    参考価格基本プラン:初期費用200,000円、月額12,000円 ~

    Medicom-CKⅡ

    ウィーメックス株式会社
    《Medicom-CKⅡ》のPOINT
    1. シンプルで使いやすい操作性。中小規模病院に特化した機能性
    2. チーム医療に必要な機能を搭載!環境に合わせた使い方を実現
    3. Web型電子カルテなので、離れた場所でも情報共有が可能

    ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-CKⅡ」は、中小規模病院向けの電子カルテです。Web型システムで、院内のコミュニケーションに加え、地域連携にも貢献しています。シンプルな画面で操作しやすく、新人スタッフや非常勤医師でもすぐに利用できます。一括入力でバイタルや食事情報を複数回入力する必要がありません。治療情報の履歴を一画面で表示できるため、患者に寄り添った診療が実現します。

    提供形態SaaS対象施設中小病院向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    Medicom-CKⅡを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 10名以上 50名未満

    医療事務の仕事をしていくなかで、レセプト業務になくてはならないのがメディコムの電子カルテです。良い点はシステム操作がシンプルなところです。初めてでも分かりやすく、操作に戸惑うことがあまり無く一度覚えれば困ることもなく使用できると思います。また、サポートも充実しているため不具合が出た際の対応も安心してお願いすることができます。

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    改善してほしい点 医療 10名以上 50名未満

    今でも十分利用しやすいのですが、1つ改善してほしいところが漢字の登録数が少ないように感じるところです。レセプト作業のなかで文字を打つ場面が特に多く、中でも電子カルテでは患者様のお名前、病名など漢字を取り扱う場面が多いのですが…例えば【﨑】、【髙】など異体字?旧字体が登録されていないことが多く不便に思うことが多々あります。

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    セコム・ユビキタス電子カルテ

    セコム医療システム株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. 在宅、外来、入院機能を標準搭載
    2. 万全なサポート体制が好評
    3. 多様な部門システムとの連携実績

    「セコム・ユビキタス電子カルテ」は、セコム医療システム株式会社提供のクラウド型電子カルテです。セキュリティ分野で有名なセコムならではの、ハイレベルなデータセンターで患者情報を管理できるのが強みです。iPadやiPhoneからカルテの閲覧・記載もできるため、在宅診療にも適しています。また、入院診療機能など、サービスの追加にも柔軟に対応しています。

    提供形態クラウド / パッケージソフト / ASP / サービス対象施設中小病院向け / 有床クリニック向け / 在宅医療向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    セコム・ユビキタス電子カルテを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 10名未満

    医療事務初心者の私でしたが、とても使いやすかったです。診療報酬の計算もある程度やってくれますし、間違っているとちゃんとエラーを出してくれるので助かります。わからないことがあれば電話でも答えてくれますが、メールのようなやり取りも出来るので急ぎでない場合はそちらを使っており、大体すぐにお返事を下さるので助かります。

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    改善してほしい点 医療 250名以上 500名未満

    他者と同時に文章棚で評価を入力してしまった際に、記録がそれぞれで入力されてしまい、1つの評価記録に双方の入力内容がまとめられないため、二度手間になってしまうところ。

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    MALL

    株式会社パシフィックメディカル
    《MALL》のPOINT
    1. 2,664種類もの設定項目で病院ごとの運用にフィット!
    2. 約150社の他社システムと他社検査機器と連動可能!
    3. 20年以上・約200件の導入実績!継続率は99%!

    「MALL」は、株式会社パシフィックメディカルが提供する電子カルテで、透析管理システムを内蔵しています。院内のレイアウトにあわせたマップで、入退院処理やベッド移動管理ができます。約150社の部門システムや検査機器と連携できるため、業務の効率化につながるでしょう。トレーニング済みのスタッフによる手厚いサポートが全国で実施されています。

    提供形態オンプレミス / クラウド / SaaS対象施設中小病院 / 有床クリニック向け
    参考価格

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    きりんカルテ

    ウィーメックス株式会社
    《きりんカルテ》のPOINT
    1. 直観的に操作できるシンプルで使いやすいUIを設計・開発
    2. クラウド型だからどこからでも、何台でも操作可能
    3. 手書き入力対応!紙カルテのような書き心地を実現

    ウィーメックス株式会社が提供する「きりんカルテ」は、レセコン連携に加え、予約アプリ「診察予約ZERO」の無料提供もしているクラウド型電子カルテです。初期費用や月額利用料のコストを抑えているため、導入しやすいといえるでしょう。さらに、無料画像アプリの提供でカルテへアップロードも可能です。保険診療と自由診療のカルテをワンクリックで切り替えられます。

    提供形態クラウド対象施設無床クリニック向け / 在宅向け
    参考価格初期費用300,000円~、きりんカルテ利用料無料、レセコン利用料:月額22,800円~

    セコムOWEL

    セコム医療システム株式会社
    《セコムOWEL》のPOINT
    1. 充実した在宅機能、スムーズな外来管理機能を搭載!
    2. Windows/MacOS対応で端末を自由に選べる!
    3. 豊富な動画マニュアルと手厚いサポートで安心利用!

    「セコムOWEL」は、セコム医療システム株式会社が提供するクラウド型電子カルテです。無床クリニックや在宅診療といった小規模な施設に適しています。シンプルな画面設計と操作性のよさから、電子カルテの機能を十分に使いこなせなかった方にもおすすめ。また、検査結果の連携やタスク管理機能など、機能が充実しているのも魅力です。約1か月無料お試し環境を利用できるため、操作に不安のある方でも安心でしょう。

    提供形態クラウド対象施設無床クリニック向け / 在宅向け
    参考価格

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    セコムOWELを利用したユーザーの口コミ

    いい点 医療 10名以上 50名未満

    他の電子カルテとは違い、在宅医療でここ欲しかった!と言ってしまいたくなるポイントが押さえられている。カルテを開くだけで患者の要介護度など必要な情報が一目で分かるようになっているので、レセプトコメントを付ける際にも助かっている。スケジュール管理や患者のKPの家族やケアマネの連絡先なども登録しやすく大変有難い。

    続きを読む


    改善してほしい点 医療 10名以上 50名未満

    外来患者と訪問患者がそれぞれ仕分けできるようになると大変ありがたい。売り上げ集計を外来と訪問で分けて立てることができないのが残念。

    続きを読む

    まとめ

    レセコンとは、診療・治療内容をもとに算出した診療報酬を記したレセプトが作成できるシステムです。電子カルテとレセコンを連携させると、業務効率化や診療の質向上などさまざまなメリットがあります。電子カルテとレセコンが連携できる製品、または一体型のシステムがあるため、自院にあったものを検討しましょう。

    レセコンを導入する際は、電子カルテとの連動やサポート体制、自院の専門性への対応可否を確認することが重要です。電子カルテやレセコンを効果的に活用し、さらなる業務の効率化を図りましょう。まずは資料請求を活用し、各製品の機能や特徴について詳しく知ることからはじめてはいかがでしょうか。

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