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UTMと無線LANの違いとは?セキュリティ対策での関係性や導入事例も解説!

UTMと無線LANの違いとは?セキュリティ対策での関係性や導入事例も解説!

UTMと無線LANって何が違うの?と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。両者の違いを知ることで、次に行うべきセキュリティ対策も見えてきます。しかし、両者を混同したり間違った認識を持っていると、思わぬところにあるセキュリティの落とし穴に気づきません。

この記事では無線LANとルーターの違いや関係について解説しますので、自社のセキュリティ対策の参考にしてみてください。

目次

    UTMと無線LANの違い

    UTMと無線LANはどこが違うのでしょうか。それぞれの概要を見ていきましょう。

    UTM:ネットワークの入口に置くセキュリティ製品

    UTMは、統合脅威管理とよばれるセキュリティ製品で、外部ネットワークと自社ネットワークの境目に置かれ、外部からの様々な脅威が自社ネットワーク内に入らないように、自社ネットワークから外部のウィルスにアクセスしないようにする役割を果たします。

    一般的なセキュリティ製品が一種類の脅威への対策に特化している一方で、UTMは複数種の脅威に対応しているため、一つの製品で総合的なセキュリティ対策ができるのが魅力です。

    無線LAN:接続ケーブルを使わない社内ネットワーク

    一方無線LANは、システムや製品を指す言葉ではありません。LANとは「Local Area Network」 の略で、社内や研究機関など、同一の敷地や建物、オフィス内で構築されたネットワークのことを指します。また、この社内ネットワークを外部のネットワークとつなげるのがルーターと呼ばれる機器です。

    つまり、無線LANとは、自社ネットワークが接続ケーブルを使った有線のものではなく、ワイヤレス通信を用いた無線のネットワークであるということなのです。

    ルーターとUTMの関係については以下の記事をご覧ください。

    関連記事 UTMとルーターの関係とは?構成や設置の注意点も解説!
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    歴史で見るUTMと無線LANの関係

    ここまで見る限り、UTMと無線LANは一見無関係に思われますが、実はどのような関係があるのでしょうか。

    ネットワークの進展によって生まれた無線LAN

    1990年代、企業ネットワークの進展につれ、ある課題が浮かびあがってきました。それはすべての端末をネットワークに接続できないという課題です。たとえば工場では、ルーターから離れた複数の建物に配線するのが難しく、一部の端末はネットワークから隔離されていました。

    そこで登場したのがワイヤレスで企業ネットワークにアクセスできる無線LANルーターです。規格の統一やインターネットの進展もあって、多くの企業や団体で採用されるようになりました。

    無線LAN環境におけるセキュリティの課題

    有線LANの時代では、ケーブルを使って接続を行っていたため、電波が外部に漏れるようなことはありませんでした。しかし、無線LANになってからは電波が外部に漏れるということが発生、その電波を悪意ある第三者に傍受され、情報の漏洩や不正アクセスが頻発しました。

    つまり、ケーブルが不要になった反面セキュリティが甘く、簡単にLAN内に侵入されることにつながってしまったのです。

    どのようなサイバー攻撃があるかについては以下の記事を参考にしてみてください。

    無線LANのセキュリティ課題を解決するUTM

    そこで無線LANルーターにセキュリティ機能が必要となり、ファイアウォールやUTMといったセキュリティ製品が使われるようになりました。基本的には外部ネットワークとLANの間にあるルーターの直下にUTMが置かれ、外部から不正なアクセスが無いか、逆に内部から有害サイトへのアクセスはないかをチェックします。

    最近では無線LANルーターの機能が搭載されたUTMや、UTM並みのセキュリティ機能を搭載した無線LANルーターなども登場しており、これまで別々のものだった無線LANとUTMが一体化したような製品が生まれているのです。

    UTMの機能は製品ごとに当然異なってきます。そのため、以下の記事で一度製品例をみて、イメージを持った上で導入を検討されることをおすすめします。

    関連記事 【2025年】UTMおすすめ7製品を機能や特徴で比較!選び方も解説

    無線LANを守るUTMの導入事例

    無線LAN機能を搭載したUTMのメリットをイメージしやすいように、代表的な導入パターンをベースに2つのケーススタディとして構成しました。

    店舗での無線と有線LANの統一

    整骨院S社の導入事例。従来、S社では5台のパソコンを有線ネットワークに接続して、顧客管理システムや情報共有に利用していました。しかし、施術の現場でもパソコンを活用することになり、無線LANの導入を検討していました。

    そこで、セキュリティ確保のために採用したのが無線LANルーター機能を搭載したUTMです。外部ネットワークと社内ネットワークのゲートウェイにUTMを設置し、このUTMを無線LANのアクセスポイントにしました。

    無線LANでワークスタイルの変革

    飲料メーカーのA社では全営業担当にタブレットPCを携帯させ、直行直帰を奨励することで商談の時間を増やすことにしました。

    これに併せて社内にも無線LANのアクセスポイントを設置することになったのですが、ここで課題となったのがセキュリティの維持です。その解決策として同社が採用したのがUTMの導入でした。従来より強固なセキュリティで社内でもタブレットPCの利用が可能となりました。

    導入後、役員会議でもタブレットPCを利用し、紙で配布していた会議資料を廃止。仕事の進め方が変わったと評価されています。

    UTMと無線LANの関係を理解してセキュリティ強化を!

    UTMは無線LANのセキュリティ対策に必須であるということがおわかりいただけたでしょうか。無線LANルーターを利用するにあたって、今後もセキュリティ上の恐怖はさらに増えていくと考えられます。しかし、UTMで一元的に管理を行うことで、余計な労力をかけることなくセキュリティ対策ができるでしょう。

    導入を検討される際は、失敗を避けるためにも資料請求を行いじっくりと製品を選びましょう。

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