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今さら聞けない、サーバ仮想化の選定ポイントを紹介!

今さら聞けない、サーバ仮想化の選定ポイントを紹介!

サーバ仮想化は極めて幅広いメリットを提供します。たとえば、サーバの数を減らす省スペース化、省エネ・環境保護、異なるOS混在環境への対応、旧OSアプリケーションの延命、TCO削減などを目的に、多くの企業で導入が進められてきました。すでに導入期を過ぎて、定着期となっています。 それでは、これからサーバ仮想化を導入しようと考えている企業は、どこに着目して選べばいいのでしょうか。その選定ポイントを紹介しましょう。

目次

    導入前のチェックポイント

    サーバ仮想化は、CPU、メモリ、ハードディスクなどのリソースを仮想的に分割し、1台が複数のように振る舞います。新規にサーバを導入する、あるいはシステムを構築する際は、避けることのできない検討項目となります。構築するSI事業者の多くは、仮想化技術を推奨することでしょう。その際の3つのチェックポイントを紹介しましょう。

    ■本当にコスト削減になるのか?
    サーバ仮想化において多くの企業に支持されるポイントが、コスト削減です。その他のポイントとして、省スペースになる、省エネになる、運用コストが削減できる、サーバを集約できるなどがあげられます。ただし、これらはサーバルームに一定数以上のサーバを所有している場合の話であり、パソコンサーバにNAS数台というレベルでは、導入コストを考えると削減効果があるとは言い切れません。

    そもそも、サーバ仮想化の目的は進化しすぎたハードウェアリソースの活用という側面があります。1台のサーバで1つシステムを使うのであれば、リソースの余剰が出てきて無駄になってしまいます。このリソースを仮想的に分割し有効活用するのがサーバ仮想化です。 数本程度のアプリケーションしか稼働していないサーバを仮想化しても、やはり余剰は発生してしまいます。

    ■システム延命の価値はある?
    コスト削減効果が微妙とはいえ、どうしても新規にサーバ導入が求められることがあります。サポート切れによる更新といったケース。ここで発生する問題が「最新のサーバに古いOSが対応していない」ことです。システムを新しいOSに合わせて刷新するにはコストがかかりますし、古いシステムを継続して使わなければならない事情も多くあります。

    このような際の解決策として仮想化は極めて有効です。新しいサーバに古いOSを仮想的に稼働させて延命できます。ただし、これも一時しのぎであることを忘れてはいけません。近い将来のシステム刷新を予定しておきましょう。

    ■クラウドにできないか?
    サーバ仮想化の大きなメリットの1つに運用負荷軽減があります。複数のサーバを集約して、まとめて運用でき、バックアップも1回で済みます。休日出勤してメンテナンスする必要もなくなります。 しかし、運用負荷を軽減したいのであれば、クラウドを利用するという手段も考えられます。日々の運用は必要なくなり、バージョンアップに悩まされることもありません。クラウドも視野に入れて、新規サーバを検討しましょう。


    ソリューション選択のポイント

    サーバ仮想化を実現する製品の種類は多くはなく、詳細な部分は別にして、機能的にもコストパフォーマンス的にも大きな違いは見られなくなりました。では、どこに着目してソリューションを選択すればいいのでしょうか。

    ■SI事業者を選ぶ
    ソリューションの開発事業者に多くを期待することはできず、頼れるのはシステムを構築するSI事業者となります。このSI事業者選びがソリューション選びと等しいといえます。 SI事業者の技術力とノウハウを測るのはさほど難しいことではありません。実績を確認すれば。仮想化に優れた実績を持っている事業者が見つかります。

    また、サーバ仮想化のみならず、ストレージ仮想化、デスクトップ仮想化の実績があるかも確認します。これは、サーバ仮想化に続いて、ストレージ仮想化とデスクトップ仮想化へと続くパターンが多いためです。

    ■運用監視ツールを選ぶ
    ソリューションの選択と同時に、対応する運用監視ツールも重視しましょう。サーバ仮想化を導入してから運用監視が課題になったという企業が多くあります。

    仮想化すると、今まで目視やサーバ専用のツールで対応できていた監視が困難になります。どのサーバが不具合を起こしているのか見分けがつかないからです。仮想化と同時にデータセンターにシステムを預ける場合も多くあり、こうなると簡単にサーバルームへ行ってサーバの稼働を確認できなくなります。

    サーバのみならず、ネットワーク機器やクライアントまでトータルに監視できるツールだと運用負荷を大幅に軽減できます。これがサーバ仮想化ソリューションに付属する専用ツールでは対応できません。


    サーバ仮想化のメリットを最大限に得るためには、最適なSI事業者と運用監視ツールを選択しましょう。

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