スマートFの導入事例【富山めぐみ製薬株式会社 様】
将来在庫の自動計算で発注の負担を削減!生産計画と在庫を紐づける管理
- 業種
- 化学工業
- 従業員規模
- 30~99名
- 事業内容
- ・配置用医薬品・医薬部外品の製造および販売 ・OTC医薬品・医薬部外品の製造および販売 ・健康食品・化粧品・日用雑貨品等の製造および販売
- 導入前の課題
- 将来在庫が見える在庫管理で、生産計画と紐づいた発注業務を実現したかった
- 導入後の結果
- 将来在庫の見える化と自動計算を実現
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将来在庫が見える在庫管理で、生産計画と紐づいた発注業務を実現したかった
「ケロリン」シリーズをはじめ、さまざまな医薬品の製造・販売を行う、富山めぐみ製薬株式会社様。同じ在庫システムを20年以上使い続ける中で、将来在庫をふまえた発注業務に課題を持っていました。 同社では、一つの原料や資材を複数の製品に使うことが多いため、生産計画に基づく将来在庫を把握したうえで発注する必要があります。しかし、従来の在庫管理システムでは将来在庫の算出ができず、エクセルの生産計画データとシステム上の在庫を突き合わせて計算する必要がありました。属人的で煩雑な作業のため、発注漏れや発注ミスも度々起きていました。 特に、発注リードタイムが長い原材料では、3〜6ヶ月後の在庫状況を知る必要があり、発注漏れの影響も大きくなります。ミスができない作業は、作業者の心理的な負担にもなり、発注のために残業をせざるを得ない日もありました。生産と紐づけた発注を実現するため、システムの見直しを検討し始めました。
求める運用が低コストに実現でき、トライアルも可能だった
低コストかつトライアル可能で、必要な機能に絞って導入できる点で、スマートFに決めました。 はじめは、既存の在庫管理システムのグレードアップを検討しました。しかし、グレードアップには追加費用が数千万円かかることがわかり、より低コストのシステムを探し始めました。しかし、製薬業界でシステムの追加や置き換えを行うと、GMP対応が必要となり、導入工数が膨らんでしまいます。 スマートFなら、GMP管理の対象となる業務(原料のロット管理や帳票管理など)は引き続き既存システムを使い、将来在庫と発注計画の見える化を実現する機能のみ部分導入が可能でした。GMP対応を考慮せずにシステム導入できたことで、手間とコストを最小限に抑えられました。 また、既存システムと問題なく併用できるかという不安もあったので、トライアル導入ができる点も非常に魅力的でした。そして、トライアルを通してスマートFの効果性を実感し、本格導入を決めました。
将来在庫の見える化と自動計算を実現
【導入前】エクセルの生産計画表と現在庫数を突き合わせ、手作業で計算 従来の在庫管理システムには将来在庫を計算する機能がないため、発注のたびに手作業で計算していた。一つひとつの原材料や資材ごとに、エクセルで作成した生産計画から将来必要になる数量を確認し、従来の在庫管理システムの在庫数と突き合わせて計算する必要があった。この作業を、毎月1回行っていた。 【導入後】スマートFに生産計画データを取り込み、将来在庫を自動計算 スマートFにエクセルの生産計画表を取り込み、在庫データと紐づけることで、生産計画と連動する在庫管理を実現。将来在庫はスマートF上で自動計算されるようになり、手作業での計算は一切不要となった。製品完成後にスマートF上で完了登録をすることで在庫も引き落とされ、生産による在庫数の変動も自動反映できる。
スマートF
必要な機能だけを選んで後から徐々に追加する、スモールスタートでの導入が可能。従業員数30人規模から上場企業まで、幅広い規模の企業での導入実績があります。
株式会社ネクスタ
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