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構成管理とは?管理要素や目的、構成管理ツールを紹介!

構成管理とは?管理要素や目的、構成管理ツールを紹介!

企業が所有しているITシステムに効率化や利便性を求めた結果、各種システムの連携などが行われるようになりました。こうしてシステムが複雑化したことで重要度が高まったのが「構成管理」です。この記事では、構成管理の概要と目的、さらに構成管理ツール・システムを解説します。

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目次

    構成管理とは

    構成管理とは、クライアントにITサービスを正常に提供するために、ITシステムを構成するハードウェアやソフトウェア、ライセンスなどの「要素」を把握し管理することです。わかりやすくいえば、システムのライフサイクルやバージョンなど管理することです。

    構成管理とは
    【ITシステムを構成する要素】
    • ●ハードウェア
    • ●ソフトウェア
    • ●ネットワーク
    • ●ライセンス
    • ●サーバ
    • ●電源などの設備

    上のように物理的なものから、論理的なものまでさまざまな要素があります。これらの要素の構成管理を行うことで、安定したシステム運用を行えます。

    なお、構成管理と似たものとしてIT資産管理があります。管理する範囲や対象はどちらも同じですが、違いは「目的」です。IT資産管理では、コンプライアンスやセキュリティ強化の観点から要素を「資産」と捉えて、ライセンス違反の防止などを目的とします。これに対し構成管理では、ITサービスの滞りない提供が目的であり、システム構成要素のライフサイクルや整合性を管理します。

    構成管理を行う目的

    とある1つの要素で発生した変更やトラブルが、他の構成要素に影響を与え、更なる大きなトラブルへとつながりかねません。そのため構成管理を行い、ITシステムを安定稼働させます。

    起こり得るトラブル例

    簡単なところでは、「パソコンのOSをバージョンアップしたら、周辺機器は最新版に対応していないため、周辺機器が使えなくなった」、「セキュリティソフトを更新したら、業務システムを不正なアクセスとして排除してしまい業務がストップしてしまった」…といったケースがわかりやすいでしょう。これらは実際に経験した方も多いのではないでしょうか。

    こうしたわかりやすいケース以外に、「業務システムのサーバのOSにパッチを適用したら、連携システムが業務システムを認識しなくなった」、「Web会議システムを導入したら、UTM(統合脅威管理)では不正なパケットと検知してアラートが上がった」など、想定しにくい影響も発生しやすいのが、ITシステムの現状となっています。

    例として人為的な変更を挙げましたが、システムのどこかで不慮のトラブルが発生した場合に、そのトラブルの影響がどこまで及ぶのかを、人手で把握するのは至難の業と言えます。

    トラブルを回避できる「構成管理ツール」

    そこで、迅速かつ適切な運用管理を行うために「構成管理ツール」の必要性が生まれてきます。リリース管理や変更管理、インシデント管理など、さまざまな管理プロセスにおいて構成管理がされていれば、新規システムの開発や既存システムの改修時に、「企画」「開発」「構築」「テスト」「運用」「保守」「廃棄」というライフサイクル全体が適切に行えるようになります。これにより、安心したシステム運用が可能になります。

    ツールを利用した構成管理の方法

    構成管理はツールの一部として提供されている場合が多いため、その機能をもつツールを紹介します。

    従来利用されていた「IT資産管理ツール」

    従来、「構成管理」のために使われることの多かったツールは「IT資産管理ツール」でした。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどに関わるITツールをそれぞれのライフサイクルまでを含めて一元的に管理できます。台帳によって手作業で資産管理を行うには限界があり、ツールの導入によって記載漏れなどのミスをなくせるでしょう。

    また、IT資産管理ツールによっては、それぞれの資産の関連性を視覚的にマッピングすることもできるので、影響範囲が見えやすくなるというメリットもあります。

    関連記事 IT資産管理ツールおすすめ18選を比較表で紹介!タイプと選び方も解説

    注目される「統合運用管理ツール」

    構成の変更による影響範囲が想定しやすいケースであれば、マッピングをもとに経験則から「この箇所を変更すると、こちらにも影響がある(ありそう)」ということは浮かび上がってはきますが、少し遠いシステムへの影響までは把握できないこともあるでしょう。

    そこで注目されるのが、IT資産管理ツール同様の機能も持つ「統合運用管理ツール」です。すべてのIT資産の情報を一元管理し、相関関係のマッピング化などによりトータルに視覚化することで、システムの一部を変更した際の影響を把握できます。

    また、統合運用管理ツールには、インシデント管理・インベントリ管理(LAN上のクライアントPCや接続機器が持つデータ一覧の管理)を行うために、障害発生検知や予兆検知といった機能が搭載されているため、IT資産管理機能との連携により、検知あるいは予兆された障害の影響範囲も把握可能です。

    インシデントやインベントリ情報を収集し、気づきにくい影響までを排除することが可能になるため、最小限の負荷で確実性・安定性のあるシステム運用を実現できます。

    関連記事 統合運用管理ツールおすすめ12選を比較!口コミや価格を紹介

    構成管理を適切に行おう

    構成管理を行うことで、安定してITシステムの運用できるメリットがあります。しかし、技術の進歩によって、ITシステムを構成する要素も増えてきており、それらの管理が複雑化してきています。

    そこで、IT資産管理ツールや統合運用管理ツールを利用すれば、起こり得るトラブルを回避できます。興味のある方は、資料請求などを行い、実際にどんなツールがあるのかご覧ください。

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