BowNow（バウナウ）とは？価格や機能・使い方を解説

問い合わせフォームなどで取得したリード（個人）情報を個別にフォローする際に便利な機能を持っています。細かな活動管理ができたり、ホームページへの流入などの割合などを加味したステータス管理ができるのが、マーケティング活動を営業担当者が兼務しているような企業に向いている製品だと思います。 また、アクセスしてきた企業の情報（顧客名など）がわかるため、ABM（アカウントベースドマーケティング）やBDRアプローチをする際には、有益な情報を取得することが可能です。

取得したデータを出力しづらい、会社単位でのデータの出力などができないため ツール外でのデータ処理・分析がやりづらい。 サイトの分析をしたい場合に、企業毎にどのページのアクセスが多いかなどを調べる ことができなく、コンテンツマーケティングなどを実施する際には、機能が不足 しているのでページ解析の機能などを追加してほしい。 フォーム管理の機能などで、検索する項目が少ないので、業種などで絞りこむような 機能があるとうれしい。

ツールの利用料だけなら、月36,000円から利用可能です。無料のプランはありますが データが1か月しか保存されないなど、継続した利用には無理があるのでお勧め できません。また36,000円のプランでも登録リード数（5000件まで）や登録した ホームページのページビュー数も50000回/月という制限もあるため、大企業や アクセス数の多いサイトを運営している企業では、上位プランでの契約が必要です。 また、他のツール（Salesforceなど）や、ステップメールの配信設定など 機能による制限もあります

規模や業種による適合の条件はないと思いますが、 ・取得したリードを適切にアプローチしているのかわからない （リード進捗管理機能を使用する） ・どういったページを作るのがよいかわからない。 （自社のターゲットになる企業が閲覧しているのか判明するため） ・メール配信など、リードへのアプローチ管理ができていない （メール配信機能で統一して管理する） などの課題を抱えている企業には向いていると思います。

導入は簡単にできますが、導入後の運用方針などを明確にする必要があります。 営業担当が自分の業務の合間に実施する会社もありますが、営業活動が優先されて しまい、ツールを使ったマーケティング業務がおろそかになることが多くなるため マーケ選任担当をアサインするか、運用支援については、外部へ依頼したほうが 効率よく運用できると思います。