IaaSの市場規模・市場動向
IaaS市場は世界規模で年々拡大傾向にあり、従来のデータセンターを使った運用からクラウド上のIaaSへ移行している企業が増えています。
株式会社グローバルインフォメーションが公開したレポートによると、IaaSの市場規模は以下のとおり、今後も伸び続けると予想されています。
IaaS(Infrastructure As A Service)市場規模は、2023年の1,309億2,000万米ドルから2028年には3,259億1,000万米ドルに成長し、予測期間(2023年~2028年)のCAGRは20.01%になると予測されます。
参考:IaaS(Infrastructure As A Service)市場規模・シェア分析- 成長動向と予測(2023年~2028年)|株式会社グローバルインフォメーション
クラウドサービスがIT業界を中心に広がる中、IaaSの導入も世界的に広がっていると見られます。
ITトレンドにおけるIaaSの動向
ITトレンドでIaaSを検討され、資料請求をされた方の統計をまとめました。
資料請求された方のうち、従業員規模では100名未満が40%、250名以上500名未満が27.5%、1000名以上が32.5%を占めており、大企業から中小企業まで幅広く検討されていることがわかります。
また、1年以内に導入を検討されている方が全体の77.8%とあり、多くの方はまずは資料請求をしてから導入を検討されているようです。
IaaSの導入時の選び方ポイント
IaaSを導入するときに重視すべきポイントは大きく以下の3点です。
- ●コストが合うか
- ●セキュリティが問題ないか
- ●使いやすいか
自社の利用目的や基準を満たすシステムを選ぶために、求める性能が備わっているかは重要です。しかし、高機能な製品はコストも高額になる場合があるため、よく確認しましょう。 その他、セキュリティやサポートが安心できるレベルか、使用感が問題ないかなどの注意点があります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。具体的な製品も掲載しているので、製品選びにご活用ください。
IaaSの市場規模を参考に自社でも導入検討してみよう
IaaSの市場規模は拡大・急成長しています。導入コストを抑え、基盤を拡張しやすいなどメリットが多くあるIaaSですが、運用面の負荷が小さくないため、導入前の確認が重要です。
導入するときは自社に必要な性能かどうか、適切に運用できるか、セキュリティ強度はどうかを検討しましょう。まずは資料請求をして、製品の比較からはじめることをおすすめします。