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リース資産とは?種類やメリット・デメリットについて解説!

2024年09月30日 最終更新

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リース資産とは?種類やメリット・デメリットについて解説!

リース資産とは、リース取引によって得た資産のことです。一口にリースと言ってもいくつかの種類があるため、正確に把握できていなかったり、管理に課題を感じている人も多いでしょう。

この記事ではリース資産の概要・種類、リース契約のメリット・デメリット、新リース会計基準における留意点や管理方法まで徹底解説します。このページから、リース資産含めた固定資産の管理を効率化できるツールの資料請求もできるので、役立ててください。

この記事は2023年8月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

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    リース資産とは

    リース取引によって得た資産をリース資産といいます。購入するのではなく、長期間借りることによって導入する形態です。購入するよりも費用が安く済む事が多いため、中小企業では多く用いられる方法です。特にパソコンをはじめとしたIT機器や、大型機械などの固定資産を導入する際に採用されます。

    リース取引の種類

    リース取引にはファイナンス・リースとオペレーティング・リースがあります。

    ファイナンス・リース取引

    ファイナンス・リースとは、顧客企業に代わってリース会社が資産を購入し、顧客企業はそれを長期にわたって借りる取引です。パソコンなどのIT機器や自動車、産業用機械などの導入に利用されます。ファイナンスリースにかかる消費税は、取引開始時に、リース料総額にかかる消費税を税額控除します。ファイナンス・リースは以下の2種類に大別されます。

    所有権移転ファイナンス・リース
    リース会社が設備を購入するのに要した費用を顧客企業が全額払い終えた際、借りていた設備の所有権がリース会社から顧客企業に移転する契約です。つまり、本来一括で支払うべき導入費用を、リース会社を仲介することで分割払いにする契約と言えます。会計処理も、ローンを組むのと同じ方法で行います。
    所有権移転外ファイナンス・リース
    リース会社の設備購入費用分を全額払っても、所有権は移転しない契約です。その後も設備を使い続けるには、リース料を継続して支払いが必要です。また消費税法上も同様に売買として取り扱われます。リース物件引渡時においてリース料総額にかかる消費税を全額仕入控除されます。日本におけるファイナンス・リースではこちらが主流です。

    オペレーティング・リース取引

    オペレーティング・リースは単純に資産を借りるだけの取引です。ファイナンス・リースのように、リース会社が顧客企業の求める設備を代わりに購入してくれるわけではありません。すでにリース会社が持っている資産を、お金を払ってレンタルする契約です。リース契約が終了次第、借りていた設備は返却しなければなりません。

    そして、それらの設備はまた別の顧客企業に貸し出されることになります。

    リース契約のメリット・デメリット

    リース契約にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。両方をよく把握したうえで導入を検討しましょう。

    メリット:設備の入れ替えやコストの平準化がしやすい

    リース契約の最大のメリットは、設備の導入に伴う初期費用が安く済むことです。購入する場合は一括で多くの費用を払わなければなりませんが、リース契約ではその負担をリース会社が肩代わりしてくれます。最終的には同額かそれ以上の費用を支払うことになりますが、まとまったお金を用意するのが難しい中小企業には有益なサービスです。

    さらに、この点は会計処理にも影響をもたらします。通常、高額な設備を購入した場合は減価償却で処理する必要があります。つまり、実際には多くのお金を支払っていても、毎年少しずつしか経費として処理できません。しかし、リース契約なら実際に支払うお金も少しずつであるため、支払ったお金を全額経費として処理できます。

    一方、設備の入れ替えが容易なのもメリットです。耐用年数にあわせてリース期間を設定すれば、適切なタイミングで新しい設備を導入できます。

    デメリット:中途解約やコストの低減が難しい

    ファイナンス・リースは中途解約できないのがデメリットです。顧客企業に貸すために、リース企業が設備を購入する形態だからです。顧客企業が全額払わなければ、リース企業は損をすることになります。どうしても中途解約するのであれば、リース企業が設備の購入に要した費用を顧客企業が全額支払わなければなりません。

    さらに、リース料が高い点にも注意しましょう。リース料には手数料や保険料などが上乗せされます。 つまり、最終的には設備を購入する費用以上のお金を払う必要が出てきます。

    そのほか、所有権移転外ファイナンス・リースの場合は、設備の購入費を全額支払った後も所有権を得られないのもデメリットです。続けて利用するにはさらにリース料が必要になります。リース期間次第では、購入するよりはるかに高額になるおそれがあるため注意しましょう。

    リース資産の管理方法

    つぎに、リース資産の管理についてもふれておきましょう。

    リース契約の管理

    リース契約の管理では、リース契約書を保管し、契約内容を把握します。契約内容には、リース資産の種類、数量、リース料金、リース期間、支払い方法、契約更新の条件などさまざまな情報が記載されています。契約内容を常に正確に把握し、手続きの時期とあわせて管理し、リース料の支払い漏れや契約更新のタイミングを逃すなどのトラブルを生じさせないよう工夫が必要です。

    リース資産の状況把握

    リース資産の状況把握では、リース資産の種類、数量、使用状況などを正確に把握することが重要です。この情報が曖昧になると適切な保険やメンテナンスを行うことができなくなります。

    管理の煩雑さを解消するためのツールとして、固定資産管理システムを導入する企業が増えています。

    リース資産は固定資産管理システムで効率的に管理しよう

    リース資産の管理は、企業の事業活動を円滑に進めるためにとても重要だといえます。リース資産の管理に課題を抱えている企業の経営者や管理者は、リース資産の管理の重要性をよく理解し、固定資産管理システムの活用を検討するとよいでしょう。

    固定資産管理ツールの導入メリットは以下です

    • ・リース資産の契約情報や状況をリアルタイムに把握できる
    • ・リース資産の減価償却処理を自動化できる
    • ・リース資産の契約更新を効率化できる

    ITトレンドでは関連製品をまとめて資料請求(無料)できるので比較検討に便利です。ぜひ活用ください。

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