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クラウド型ファイアウォール8選!導入メリットや仕組みも解説

クラウド型ファイアウォール8選!導入メリットや仕組みも解説

企業のシステムが広くクラウド化していくなかで、不正アクセスや情報漏えいなどの脅威から自社のネットワークセキュリティを守るため、クラウド型ファイアウォールの需要が高まっています。

この記事では、おすすめのクラウド型ファイアウォールを比較するとともに、ファイアウォールをクラウド化するメリットや提供形態ごとの違いについて解説します。製品導入をお急ぎの方は、各社製品の一括資料請求もぜひご利用ください。

この記事は2024年4月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    クラウド型ファイアウォールとは

    クラウド型ファイアウォールとは、SaaSやIaaSといったインフラを提供するクラウドサービスはもとより、社内外のネットワーク通信全体を監視・制御するセキュリティデバイスのことです。現在、さまざまな企業で利用されているクラウド型システムは、利便性が高くビジネス面での効率化が図れる反面、不正アクセスなどに対するセキュリティ強化が必要です。ここでは、クラウド型システムを外部攻撃から守るクラウド型ファイアウォールの仕組みや種類について解説します。

    クラウド型ファイアウォールの仕組み

    従来のファイアウォールが企業の内部ネットワークの周囲を守るのに対して、クラウド型ファイアウォールは、サーバと外部ネットワークの間にファイアウォールを構築します。各クラウドサービスを一つにまとめて障壁を築き、クラウドサーバへの通信制御を行うため、外部ネットワークからの不正アクセスやウイルスの侵入を防げます。

    遠隔拠点やスマートフォンからアクセスする場合のセキュリティ向上に期待できるでしょう。また、リモートアクセスの設備やネットワーク帯域を社内で準備する必要がないのも特徴です。

    クラウド型ファイアウォールとハードウェア型・ソフトウェア型との違い

    ファイアウォールの提供形態には以下の3種類があります。

    • ●クラウド型
    • ●ハードウェア型
    • ●ソフトウェア型

    ハードウェア型はゲートウェイに設置され、ルータなどのネットワーク機器を通過する通信をフィルタリングします。対してソフトウェア型は内部ネットワークと外部ネットワークの間に構築され、内部ネットワークに流れる通信をフィルタリングします。クラウド型との違いは設置場所とフィルタリング対象です。

    さまざまなタイプのファイアウォールは、以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。各製品の機能や特徴をじっくり比較しているので、自社のニーズにマッチするシステム選びに役立ちます。

    関連記事 【2025年版】ファイアウォールおすすめ製品比較!失敗しない選び方も解説

    おすすめのクラウド型ファイアウォールを比較

    まずは、ファイアウォール機能を備えたクラウド型のセキュリティ製品を紹介します。不正アクセスやアンチウイルスなどさまざまな外部攻撃に強い高性能な製品をピックアップしました。さっそく比較してみましょう。

    MRB-Cloud

    株式会社アンペール
    《MRB-Cloud》のPOINT
    1. 常時最新のセキュリティを提供。ソフトの導入や定義の更新は不要
    2. 3つのインバウンドセキュリティで外からの脅威を防御します
    3. 外出先でも安全に通信可能でリモートワークにも対応します

    株式会社アンペールの「MRB-Cloud」は、VPN接続で利用できるクラウド型UTMサービスです。「ファイアウォール」「ウイルスチェック」「迷惑メールチェック」の3つのインバウンドセキュリティのほか、URLカテゴリフィルタリングなどのアウトバウンドセキュリティ機能も備わっています。

    Sophos Firewall (ソフォス株式会社)

    《Sophos Firewall》のPOINT
    1. 各拠点で設定する必要なし!本社で導入作業が完結
    2. あらゆる規模の企業に対応できる豊富なラインナップ!
    3. リモートアクセスでは特定領域にアクセスして機密情報を保護可能

    SRX シリーズ ファイアウォール (ジュニパーネットワークス株式会社)

    製品・サービスのPOINT
    1. アプライアンス型製品のラインナップが豊富
    2. クラウド向けの仮想化製品も利用可能
    3. 最大3Tbpsの超低遅延性能

    Juniper Networks SRX (株式会社日立ソリューションズ)

    《Juniper Networks SRX》のPOINT
    1. より巧妙に高度に進化する脅威から企業ネットワークを守る!
    2. セキュリティポリシーを一元管理できる!
    3. 仮想環境やクラウド環境のセキュリティを保守できる!

    SonicWALL (ソニックウォール・ジャパン株式会社)

    《SonicWALL》のPOINT
    1. 単独のインターフェースで複数のファイアウォールを一元管理
    2. ゼロタッチ展開に対応しオンサイト作業が不要に
    3. ダッシュボードでセキュリティリスクを分析・特定

    ITトレンドではクラウド型のファイアウォールをはじめ、さまざまなセキュリティ機器を取り扱っています。以下のボタンより、複数企業の製品情報を効率よく収集できる一括資料請求(無料)が可能です。各製品の機能や特徴をじっくり比較検討できるだけでなく、相場感の把握にも役立ちます。ぜひご利用ください。

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    Zscalerクラウドファイアウォール

    Zscaler社の「Zscalerクラウドファイアウォール」は、デバイスを問わずあらゆる場所から接続するユーザーを保護します。アプライアンスが不要なため、低コストで拡張性の高いシステムが構築できるでしょう。

    FJcloud-V

    富士通株式会社の国産パブリッククラウドサービスである「FJcloud-V」は、VMwareで仮想化されたサーバを利用でき、セキュリティ機能のほか、ストレージや接続機能などから必要な機能を選択したカスタマイズが可能です。

    IDCF CLOUD

    株式会社IDCフロンティア提供の「IDCF CLOUD」は、セキュリティ強度はもちろんのこと、アクセス数に応じて臨機応変にサーバ台数を変えられます。また料金体系も明瞭で、すぐにはじめられる点もポイントです。


    「どんな観点で選べばいいかわからない」、「製品を絞り込むのが難しい」、「自社に合う製品を診断してから資料請求したい」という方向けの診断ページもあります。
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    クラウド型ファイアウォールのメリット

    クラウド型ファイアウォールには、運用面や拡張性においてさまざまなメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

    運用負担が少ない

    クラウド型ファイアウォールは、複数のサーバに対してファイアウォールを一括で設定・適用できます。複数のシステムを個別に管理する必要がないため、運用にかかる負担が抑えられるでしょう。

    また、サイバー攻撃は日々進化しており、新たな脅威に対応するためには定期的なアップデートが必要不可欠です。一般的に、クラウド型ファイアウォールは、ベンダー側でセキュリティのアップデートやパッチを自動的に適用します。企業側でのアップデートを行う必要がなく、常に最新のセキュリティ環境を整えられるのがメリットです。

    拡張性が高い

    クラウド型ファイアウォールは、必要に応じてリソースを柔軟に拡張できるのがメリットです。企業規模が拡大しトラフィック量が増大した場合や、新しくユーザーが増えた場合、ネットワークに大きな負荷がかかり、応答不良や通信速度の低下が生じることがあります。クラウド型ファイアウォールは、料金体系も従量課金制やサブスクリプション制を採用しており、必要なときに必要な分だけライセンス数を追加できます。

    ITトレンドではクラウド型ファイアウォールだけでなく、さまざまなタイプのファイアウォール製品を取り扱っています。最新の資料請求数ランキングは、以下のボタンからチェックできます。

    クラウド型ファイアウォールを導入しセキュリティを強化しよう

    クラウド型のファイアウォールは、運用の負担が少ないうえ、拡張性があるため将来の規模拡大に対応しやすいのがメリットです。

    クラウド型ファイアウォールには数多くの製品があり、それぞれ機能や強みは異なります。システムの導入目的や必要機能を見極め、さまざまなクラウド型ファイアウォールを比較検討したうえで、自社に最適な製品を導入しましょう。

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