資料請求リスト
0

FTPのアクティブモードとパッシブモードの違いを徹底解説

FTPのアクティブモードとパッシブモードの違いを徹底解説

FTPの通信にはアクティブモードとパッシブモードの2種類があります。2つのモードはそれぞれ異なる特徴を持っています。また、アクティブモードにはデメリットがあるため注意が必要です。

しかし、具体的な違いが分からず、困っていませんか。そこで、この記事ではFTPのアクティブモードとパッシブモードの違いを主に紹介します。

ファイル転送システムの製品を知りたい方は、以下のボタンより資料請求することも可能です。

\ 無料で一括資料請求!/
目次

    FTPのアクティブモードとは?

    まずは、FTPのアクティブモードとはどのようなものか見ていきましょう。

    サーバからクライアントに対して接続要求を行う

    FTPを利用するときには、FTPサーバ側とFTPクライアント側に分かれて通信のやり取りを行います。また、このやり取りを行うときは、制御用の線とデータ転送の線を使います。

    FTPのアクティブモードとは、サーバ側からデータ転送用の線をクライアントに繋いで接続する方式です。制御用の線(コントロールコネクション)はクライアント側から接続します。このアクティブモードはFTPが生まれたときに開発された古い方式です。

    TCP/20番ポートを使用している

    FTPの通信ポートは「20番ポート」と「21番ポート」の2種類があり、アクティブモードでは20番ポートを使用します。

    この20番ポートがデータを転送するために使われ、21番ポートが通信を制御しています。つまり、アクティブモードでは20番と21番の両方のポートが使用されるのが大半です。また、20番ポートはデータ通信後は閉じ、再度データを転送するときにオープンになります。

    FTPのパッシブモードとは?

    つづいて、アクティブモードと対になるパッシブモードについて見ていきましょう。

    クライアントからサーバに対して接続要求を行う

    パッシブモードはアクティブモードとは違い、クライアント側からサーバ側にデータコネクションを繋げます。この場合でも、コントロールコネクションはクライアント側から確立されるのが一般的です。

    パッシブモードの場合、データ転送用・制御用の線の両方をクライアント側から接続するのが特徴です。アクティブモードの欠点をカバーする新しい方式でもあります。

    データ転送用のポートはランダムで決まる

    基本的にFTPでは制御用に21番ポートが利用され、データ転送用に20番ポートが利用されます。しかし、パッシブモードの場合、クライアント側から接続するデータ転送用のポートは毎回ランダムで決まるのが特徴です。

    このデータ転送用のポートはサーバ側が指定したものを通知されます。

    アクティブモードの注意点

    FTPの本来の通信はアクティブモードで接続されていましたが、アクティブモードには欠点があります。

    それは、サーバ側からクライアント側に接続を試みるため、クライアント側のファイアウォールに通信が拒否されることがある点です。つまり、クライアントからの接続要求は通っても、サーバ側からデータ転送のコネクションを確立できません。

    アクティブモードを利用するにはファイアウォールのポートを解放する必要があるため、セキュリティ的に危険な状態になります。

    このようなリスクを避けるために、パッシブモードが利用されるケースが多いです。パッシブモードであればクライアント側から接続を試みるため、ファイアウォールの影響を受けずに済みます。

    アクティブとパッシブのモードの違いを押さえて活用しよう

    FTPの通信にはアクティブモードとパッシブモードの2種類があります。いずれの方式でも、クライアント側からサーバ側に接続要求をするのが特徴です。

    しかし、アクティブモードの場合、クライアント側のファイアウォールの影響を受けやすいため注意が必要です。そのため、現在FTPではクライアント側からデータ転送用のコネクションを繋ぐパッシブモードが主流です。2つの違いを知りFTPの通信を有効活用しましょう。

    実際の製品が気になった方は以下のボタンより資料請求ができます。

    \ 無料で一括資料請求!/
    この記事を読んだ人は、こちらも参考にしています

    話題のIT製品、実際どうなの?

    導入ユーザーのリアルな体験談

    電球

    IT製品を導入しDXに成功した企業に

    直接インタビュー!

    電球

    営業・マーケ・人事・バックオフィス

    様々なカテゴリで絶賛公開中

    私たちのDXロゴ
    bizplay動画ページリンク
    動画一覧を見てみる
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「FTPのアクティブモードとパッシブモードの違いを徹底解説」というテーマについて解説しています。法人向けファイル転送システムの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド 法人向けファイル転送システム年間ランキング
    カテゴリー関連製品・サービス
    カテゴリー関連製品・サービス
    EASY FILE EXPRESS
    トーテックアメニティ株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.3
    OKURN(オクルン)
    日本ワムネット株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.1
    Box
    株式会社Box Japan
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.1
    eTransporter
    株式会社NSD
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    3.7
    クリプト便
    NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.1
    オフィス宅ふぁいる便
    株式会社オージス総研
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    3.9
    DIRECT! EXTREME
    日本ワムネット株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    カテゴリー資料請求ランキング
    カテゴリー資料請求ランキング
    04月21日(月)更新
    クリプト便
    NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    法人向けファイル転送システムの製品をまとめて資料請求