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EAIのメリットとは?デメリットやETLとの違い、選び方も解説

2024年04月03日 最終更新

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EAIのメリットとは?デメリットやETLとの違い、選び方も解説

EAIツールは企業内のさまざまなシステムのデータ連携を可能にすることから、IT化の促進に伴って注目を集めているツールの一つです。活用によってさまざまな効果が得られるツールですが、押さえておくべき注意点もあります。

この記事では、EAIツールを導入するメリット・デメリットをわかりやすく解説します。EAIツールとETL・ESBの違いや失敗しない選び方も紹介しているので、EAIツール導入検討の参考になるでしょう。関連製品の資料請求も可能なため、製品をじっくり検討したい方はぜひご利用ください。

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目次

    EAIとは

    EAIとは会計・生産・販売・在庫管理など、さまざまなシステム内のデータを連携する仕組みのことです。Enterprise Application Integrationの略で、「企業アプリケーション統合」とも呼ばれています。EAIツールはEAIを実現するデータ連携ツールのことで、各システムをつなぐHUBのようなイメージです。以下の機能によって、EAIの仕組みが成り立っています。

    ■アダプタ機能
    各システムの接続口となる機能
    ■フォーマット変換機能
    各システムで使われているデータ形式やプロトコルを変換し統一する機能
    ■ルーティング機能
    出力したデータを目的のシステムへ自動で振り分ける機能
    ■プロセス制御機能
    アダプタ・フォーマット・ルーティング機能を統合して、業務プロセスを自動化する機能

    以下の記事では、EAIツールの概要についてより詳しく解説しています。おすすめのEAIツールや導入事例も紹介しているので、ぜひご一読ください。

    関連記事 【2025年版】EAIツール11選を比較!ETLとの違いも解説

    EAIツールの導入メリット

    EAIツールの最大のメリットは、システム連携におけるデータ取得から加工・変換・登録などの処理を、ノーコードで行えることです。これにより、業務において以下のようなメリットが得られるでしょう。

    • ●複雑なデータ連携を簡単に実現できる
    • ●データの自動連携で転記ミスがなくなる
    • ●作業が効率化しコストを削減できる

    それぞれのメリットについて詳しく解説します。

    複雑なデータ連携を簡単に実現できる

    従来は、さまざまな自社システムのデータを連携するとなれば、データ連携基盤をゼロから開発していました。異なるデータ形式やプロトコルをもつシステムを連携する場合、プログラミングの知識がないと開発ができず、時間もかかりました。しかし、EAIツールを導入することでデータ連携を簡単に行えるようになります。

    EAIツールはノンプログラミングでデータ連携が可能なため、プログラミングの知識や特別なスキルは必要ありません。誰でも直感的な操作でデータ連携が可能です。また、GUIで可視化されているため、接続したシステムがバージョンアップするなど仕様変更があっても迅速かつ柔軟に対応できます。

    データの自動連携で転記ミスがなくなる

    EAIツールを活用せずに手動でデータ連携を行うと、データ集計や転記作業におけるミス発生のリスクが高まります。連携したデータが間違っていれば、正しい経営判断ができません。EAIツールでは、データ統合に必要な作業が自動化されるため、作業ミスを抑制するとともにデータの正確性や信頼性を高めます

    作業が効率化しコストを削減できる

    EAIツールの導入によってデータ連携が簡単になり、連携作業も不要になるためこれまでデータ連携作業にかけていた労力をほかの業務にまわせるでしょう。また、自社内の業務データがEAIによって統合および一元管理化されるため、データ管理における効率性もアップします。また、データ連携に技術者が必要でしたが、EAIツールは専門知識がなくても扱えるため、技術者の人件費や育成にかかるコストを削減できます。

    EAIツールのデメリット

    EAIツールはデータ連携を効率化するメリットがある一方で、デメリットもあります。注意点を知らずに製品を選定してしまうと、導入に失敗するケースもあるでしょう。ここでは、EAIツール導入の注意点とデメリットについて詳しく解説します。

    ツール導入にコストがかかる

    EAIツールの導入には少なからずコストがかかります。しかし、クラウド型やオンプレミス型などの提供形態や搭載機能などによって費用は変動します。クラウド型EAIツールなら比較的コストを抑えられるでしょう。

    また、機能豊富なツールは価格が高い傾向にあります。高機能な製品を導入しても使いこなせなければムダになってしまうでしょう。導入前に利用目的や必要な機能、予算などを明確にし、自社に適したEAIツールを選定することが重要です。

    大量のデータ処理には不向き

    EAIツールは企業内の業務システムを連携し、散在するデータを統合するため、受注処理や在庫参照などを行う際に役立ちます。複数システムのデータ連携を効率化することが目的のため、リアルタイムでのデータ処理には特化していますが、一回のデータ処理量は大きくありません。バッチ指向で大量のデータ処理をしたい場合、EAIツールは向いていないといえるでしょう

    EAIとETL・ESBの違い

    データやシステム連携を行う場合、EAIツールだけではなく、ETLツールやESBツールでも対応可能です。EAI・ETL・ESBはよく似ていて、違いがわからないという方は多いのではないでしょうか。それぞれの違いを理解し、自社に最適な製品を選びましょう。

    ETL:DWHにデータを集約するツール

    ETLとは、企業に点在するデータベースやシステムからデータを抽出・変換し、データの倉庫と呼ばれるDWHへ受け渡す仕組みのことを指します。ETLはExtract(抽出)・Transform(変換)・Load(書き出し)の略です。これらの仕組みを実現し、データ管理やデータ連携活用を促進するソフトウェアがETLツールです。

    データの統合や連携という働きにおいてはEAIツールと同じですが、ETLが企業内データを統合し集約することが目的であるのに対し、EAIはシステムのデータ連携を円滑に行うことを目的としています。EAIとETLの違いはこの目的にあり、ETLツールはEAIツールよりもデータ処理量が多いことが特徴です。

    EAIとETLの違いについてより理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事 EAIとETLの違いってなに?ツールの使用目的・メリットを比較

    ESB:システムのパーツを組合わせて新たなシステムを構築するツール

    ESBとは、Enterprise Service Busの略で、システム同士を統合させる基盤のことです。各システムのHUB的な役割を担う点では似ていますが、データを集中処理するEAIに対し、ESBは分散処理が可能な点が異なります

    EAIツールの選び方

    EAIツールを選定する際には、以下のポイントを押さえて製品を比較するとよいでしょう。

    ■対応アダプタの種類・連携方法
    自社のシステムを連携できるアダプタや連携方法に対応しているか。アダプタの種類や連携方法が豊富か。
    ■データ処理能力
    一回のデータ処理量が自社が求めるデータ量に対応できるか。データの高速処理が可能か。
    ■操作性・視認性
    専門的な知識がなくても簡単に操作ができるか。画面上でデータ連携・処理状況の把握がしやすいか。

    自社に適したEAIツールでメリットを最大化しよう

    EAIツールで複数のシステムのデータ連携を行うことで、業務効率化やコスト削減などのメリットが得られます。自社内のデータ連携をスムーズにしたいなら、この機会にEAIツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

    下のボタンから各社製品の資料を一括請求できるので、EAIツールの比較検討にぜひご活用ください

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