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VDIとDaaSの違いとは?選定ポイントなど初心者でもわかる解説!

VDIとDaaSの違いとは?選定ポイントなど初心者でもわかる解説!

VDIとDaaSはどう違うのでしょうか。どちらも仮想化環境を指すため、区別がつかず困っていませんか。また、VDIとDaaSの選定ポイントを知りたい人も多いでしょう。

この記事では、VDIとDaaSの違いからサービス選定ポイントまで解説します。ぜひ、自社の仮想化環境を検討する参考にしてください。

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目次

    VDIとDaaSの違いは?

    簡潔にいうと、VDIとDaaSの違いは「デスクトップ環境を構築する場所」です。VDIは自社内のサーバでデスクトップ環境を構築しますが、DaaSはクラウド上で事業者によって提供されます。

    ここからは、VDIとDaaSの違いを詳しく見ていきましょう。

    信頼性を重視するなら「VDI」

    VDI(Virtual Desktop Infrastructure)とは、ネットワークを通して仮想的なデスクトップ環境を提供するサービスです。VDIは情報漏えい対策として優れています。自社の環境下で各クライアント端末を把握し管理できるためです。

    データはサーバ側で管理され、クライアント端末内には保存しません。したがって、クライアント端末からの情報流出を防止できます。

    また、すべてのデスクトップ環境を一括管理できるのも特徴です。本来であれば、セキュリティパッチの配布やアプリのアップデートは、個々のクライアント端末に施す必要があります。

    しかし、VDIであればサーバ側でそれらを一括で実行できるため、隙のないセキュリティ対策が実現します。

    効率性を重視するなら「DaaS」

    DaaSとは、VDI環境をクラウドで提供するサービスのことです。つまり、VDIとDaaSはサーバ管理を自社で行うかという点のみが異なります。

    データをサーバ側で一括管理し、クライアント端末に保存しなくてよいのは同じです。ただし、サーバを自社で管理できる点で、VDIは信頼性に優れています。

    一方、DaaSはサーバの管理をベンダーが行います。したがって、自社でデータを管理できない不安は残るでしょう。しかし、データを管理する手間がいらないため、VDIより効率性に優れているといえます。

    また、DaaSはクラウド型のため、従業員数の変動に伴う契約台数の変更が容易なのも特長です。信頼性と効率性のどちらを重視するのか、自社の方針を明確にしたうえでVDIかDaaSかを選びましょう。

    VDI選定のポイント

    VDIを選定する際、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

    導入目的に合った製品か

    VDIは製品によって、備えている機能や特徴は異なります。そのため、VDI選定時には導入目的を明確にしたうえで、必要な機能や性能を洗い出さなければなりません。その際には、以下の3つの視点を考慮しましょう。

    利用者視点
    リソースが豊富でカスタマイズできるなど、自由度や利便性が高いか
    管理者視点
    運用の手間がかからないだけでなく、セキュリティ対策がしやすいか
    経営者視点
    利益向上やコストカットができるか

    これらの要求は、相反することも少なくありません。たとえば、セキュリティ対策を突き詰めるほどコストがかかり、利便性は低下するでしょう。そのため、明確な導入目的を定めなければ、どのような方針で製品を選べばよいのか分からなくなります。

    今後の環境変化に対応できるか

    VDI環境に限らず、多くのITシステムは導入して終わりではありません。VDI環境もその後の変化に対応する必要があります。

    たとえば、利用人数が増える際にはリソースを拡充しなければなりません。また、OSやアプリのアップデートによって何らかの対応が求められることもあるでしょう。そのような事態に対応できるよう、柔軟性を備えた製品を選ぶと良いです。

    どれほど柔軟性を備えているかは製品によりさまざまです。リソースを1つ追加する場合でも、大幅な改修が求められるケースもあれば、設定操作だけで済むこともあります。

    以下の記事ではおすすめのVDI製品を紹介しています。製品比較の参考にしてください。

    関連記事 VDI(デスクトップ仮想化)サービス10選を比較!クラウド型の製品も紹介

    DaaS選定のポイント

    続いて、DaaSの選定ポイントを見ていきましょう。

    既存の環境に対応できるか

    既存環境との相性により、DaaS導入に伴う負担は大きく変わります。DaaS環境と既存環境の互換性がなければ、一からすべての環境構築をやり直さなければなりません。ただし、DaaS環境への移行をサポートするベンダーも多いため、場合によってはそういった業者を利用するのもよいでしょう。

    また、既存のネットワーク環境が脆弱な場合、DaaSの運用に耐えられない可能性があります。サーバからのレスポンスが遅く、業務で使い物にならないというケースも考えられます。

    現在の環境にDaaSを導入した際、具体的にどのような状態になるのか、ベンダーとよく話し合って選定をしましょう。

    サポート体制は充実しているか

    DaaSはVDIと比較するとベンダーに依存する部分が大きく、障害発生時の対応などベンダーに多くのことを任せることになります。その際に適切な対応がされなければ、復旧までに想像以上の時間がかかって業務に支障をきたすかもしれません。

    したがって、DaaS選定時には必要に応じて適切なサポートが受けられるか確認しましょう。質問への対応や導入サポートが手厚いベンダーであれば、復旧時にも誠実な対応が期待できます。

    また、同じ理由で、ベンダーの実績をチェックすることも大切です。大規模環境での導入実績があれば、技術的な信頼性が高いといえます。サポートが充実しているほど費用は高くなりがちですが、万が一のリスクを最小限に抑えるためには仕方ありません。

    低価格のベンダーを選ぶのではなく、コストとメリットを考慮したうえで選定しましょう。

    VDIとDaaSの違いを知り、最適な仮想化環境の構築を!

    VDIとDaaSの違いは、サーバを自社で管理するかどうかです。自社で管理できるVDIは信頼性、ベンダーに一任できるDaaSは効率性に優れています。それぞれの選定ポイントは以下のとおりです。

    【VDI】
    • ■導入目的の明確化
    • ■環境変化への対応
    【DaaS】
    • ■既存環境との相性
    • ■サポート体制

    以上を踏まえ、自社に最適な仮想化環境を構築しましょう。

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    04月21日(月)更新
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