DMP(データマネジメントプラットフォーム)とは
DMP(Data Management Platform:データマネジメントプラットフォーム)とは、自社が保有するデータや外部のデータをインターネット上で一元管理できるプラットフォームのことです。
顧客の個人情報や自社サイトへのアクセス履歴などのデータを蓄積・管理するだけでなく、それらを分析して、効果的なマーケティング施策の立案・実行に役立てられます。
DMPの導入によって得られるメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。製品理解をさらに深められます。
人気のDMP製品を比較
DMP(データマネジメントプラットフォーム)として活用できる人気製品や、顧客データの統合・分析に強みをもつデータ活用プラットフォームを紹介します。
| 製品名 | 全体満足度 | 機能満足度 | 価格 |
|---|---|---|---|
| Rtoaster(アールトースター) | 4.2(12件) | 4.2 | お問い合わせください |
| Data Cloud | ー | ー | お問い合わせください |
| カスタマーリングス | 3.6(17件) | ー | 98,000円~ |
| Sechstant(ゼクスタント) | ー | ー | お問い合わせください |
| アクティブコアマーケティングクラウド | ー | ー | お問い合わせください |
| Adobe Audience Manager | 4.0(3件) | 4.3 | お問い合わせください |
| INTEGRAL-CORE | ー | ー | お問い合わせください |
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Rtoaster(アールトースター)
- データ収集から活用まで出来るワンストップソリューション
- 2006年からの実績・350社以上の業界トップクラス企業と共に成長
- 対応満足度98.6%を誇る万全のサポート体制
株式会社ブレインパッドが提供する「Rtoaster(アールトースター)」は、データ活用を強化するプラットフォームです。CDP機能「Rtoaster insight+」により、顧客データを統合し、SQL不要でマーケティング施策に活用可能。さらに、「Rtoaster action+」はパーソナライズされたWeb接客やレコメンド機能を提供し、ユーザー体験の向上と売上貢献を支援します。柔軟なデータ活用と高度なパーソナライズにより、企業のマーケティング活動を強化します。
【参考価格】お問い合わせください
Data Cloud
- 様々なソースのデータを連携
- 色々なセグメントでエンゲージを最適化
- 自動生成されるインサイトの活用
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Data Cloud」は、企業内に分散する顧客データを収集・統合し、営業やマーケティング、カスタマーサービスなどで活用するためのデータ基盤です。オンライン・オフラインのデータを顧客単位で統合し、GUIからセグメントを作成して各種Salesforce製品へ連携できます。構造化データに加え、PDFやメール、通話の書き起こしなどの非構造化データにも対応。部門を横断した顧客データ活用を進めたい企業に適しています。
【参考価格】お問い合わせください
カスタマーリングス
- 顧客の「行動」と「声」を可視化し、良質な顧客体験の提供を実現
- ターゲットに応じたパーソナライズな配信を実現
- 生成AIが日々の業務をアシストし、業務効率化と顧客理解を促進
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する「カスタマーリングス」は、顧客データの統合から分析、施策実行までを一元化するマーケティングプラットフォームです。基幹システムやEC、実店舗などに分散した顧客データを統合し、SQLを使わずに分析やセグメント抽出へ活用できます。顧客の購買行動や感情を可視化するほか、シナリオ配信や生成AIによる業務支援にも対応。データ分析からマーケティング施策まで一連の流れを効率化したい企業に向いています。
【参考価格】98,000円~
Sechstant(ゼクスタント)
- EC・店舗・アクセスデータを顧客単位で統合
- 売上成長に直結する分析テンプレートを標準搭載
- AIが要因分析・予測・セグメント抽出を支援
株式会社ecbeingが提供する「Sechstant(ゼクスタント)」は、ECや実店舗、Webサイトなどの顧客データを統合して活用するAI搭載のデータマーケティング基盤です。EC・POS・アクセスデータなどを顧客単位でまとめ、分析からセグメント抽出、シナリオ配信まで一貫して行えます。AIによる要因分析や予測にも対応し、データハブ機能で各種データとの連携も可能です。オンラインとオフラインの顧客情報を横断してマーケティングに活用したい企業に適しています。
【参考価格】お問い合わせください
アクティブコアマーケティングクラウド (株式会社アクティブコア)
- ユーザー企業の業種に適したプライベートDMPを構築
- MA機能により担当者の作業工数を大幅削減
- チャネル横断的な1to1アプローチを実現
Adobe Audience Manager (アドビ株式会社)
- 複数チャネルでの接点を包括的に管理
- A/Bテストはセグメントにも適用
- Audience Marketplaceでサードパーティデータも入手
INTEGRAL-CORE (株式会社EVERRISE)
- ノーコードで顧客データを一元管理できる!
- リアルタイムデータを活用し業務能率化を図る!
- 必要な顧客理解、顧客体験の至適化をサポート!
DMP製品の選び方
自社にあった製品を選択するために、着目すべき3つのポイントを紹介します。
DMPの導入目的の明確化
DMP製品を選ぶときには、導入する目的を明確にしなければなりません。DMPで扱うデータの量は膨大であり、さまざまな業務を改善できるでしょう。しかし、導入すれば効果が出るというものではないため、何のために導入するかが大切です。
まずは具体的にどのような課題を解決したいのかを明確にしましょう。
プライベートDMPかパブリックDMPか
DMPはプライベートDMPとパブリックDMPに大別されるため、目的に応じて使い分けなければなりません。それぞれの特徴は次のとおりです。
- 【プライベートDMP】
- プライベートDMPは自社サイトの購買履歴・Web上の行動・顧客属性などのデータを活用するものです。すでに管理している顧客を分析することで、有効な情報提供を行うなどマーケティング活動の最適化が可能です。
- 【パブリックDMP】
- パブリックDMPとは、自社サイトではなく第三者が提供しているサイトの閲覧情報を活用するものです。ソーシャルメディアなどの情報を分析することで、自社サイトに誘導可能なユーザーをターゲティングできます。
必要な機能があるか
目的を達成できる機能があるかどうか確認することも大切です。マーケティング活動で実施したいことが明確であれば、必要な機能も選びやすいでしょう。例えば、精度の高いスコアリングを行いたいのであればAIを活用したツールを選ぶことがおすすめです。
製品によって搭載している機能が異なるため、どのようなことが実現できるのかしっかりと見極めましょう。
DMP構築の進め方
DMP構築を成功させるには、目的の明確化と段階的なステップを踏むことが重要です。まずは自社の顧客データやアクセスログなど、既存データを整理・収集し、活用可能な形式に整備しましょう。そのうえで、必要な機能(データ統合、セグメント分析、配信連携など)を明確にし、段階的にツールを選定・導入することが推奨されます。
初期段階では無料ツールや簡易CDPなどを活用することで、試験的にDMPの仕組みを構築できます。以下の記事ではDMPとCDPの違いや関係性について解説しているので、興味のある方は一読ください。
DMP製品の費用相場と無料で使えるツール
DMP製品は高機能な分、導入・運用にかかるコストが大きいのが特徴です。多くの製品は初期費用と月額料金がかかり、相場は月額30万円~50万円程度です。
一方で、簡易的な分析やデータ可視化に特化した無料のDMPツールや、無料トライアルを提供しているサービスも存在します。まずは小規模で導入し、効果を確認したうえで本格導入を検討するのもよいでしょう。
DMP製品の注意点
次に、DMP製品の導入・運用する際の注意点を見ていきましょう。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| コストが大きい | DMP(データマネジメントプラットフォーム)の特徴的な注意点はコストが大きいことです。導入・運用費用が高いため、DMP製品は慎重に選ばなければなりません。 |
| 利用するデータを揃えておく必要がある | DMPは主にデータを蓄積・管理し、マーケティング活動を効率化するものです。そのため、自社に何も基盤がない状態でDMPを導入しても、データ分析・活用できません。 |
| DMPを利用できる組織や人材が必要 | DMPを有効活用できる人材も必要です。DMPを導入しただけでは業務を効率化できません。効果を期待するのであればDMPを使いこなせる知識と技術が必要です。 |
| 部署間で連携する必要がある | DMPはマーケティング部門だけでなく、営業や開発部門でも有効に活用可能です。利用できる範囲は広いですが、部署間でうまく連携しなければなりません。 |
コストが大きい
DMP(データマネジメントプラットフォーム)の特徴的な注意点はコストが大きいことです。導入・運用費用が高いため、DMP製品は慎重に選ばなければなりません。
クラウド型のDMPも登場しており初期費用を抑えることはできますが、月額費用の相場は30万円から50万円程度です。導入効果を試算してから導入しなければ、費用対効果が低くなる可能性があります。
利用するデータを揃えておく必要がある
DMPは主にデータを蓄積・管理し、マーケティング活動を効率化するものです。そのため、自社に何も基盤がない状態でDMPを導入しても、データ分析・活用できません。
DMPを有効活用するためには、顧客のアクセス履歴・アンケート情報・顧客情報が必要です。また、既存のデータと連携させる必要があることも忘れてはいけません。
DMPを利用できる組織や人材が必要
DMPを有効活用できる人材も必要です。DMPを導入しただけでは業務を効率化できません。効果を期待するのであればDMPを使いこなせる知識と技術が必要です。
ただし、それに伴いマーケティング経験が豊富な専任の担当者を採用すると、人件費が必要になります。また、今の体制で運用するためには、既存の社員を教育するコストが発生するでしょう。
自社に最適な機能を持ったDMPを選ぶことは大切ですが、同時に運用できる体制(組織)を整えておくことが大切です。
部署間で連携する必要がある
DMPはマーケティング部門だけでなく、営業や開発部門でも有効活用できます。利用できる範囲は広いですが、部署間でうまく連携しなければなりません。
顧客に関するデータは部署ごとに点在していることが多く、一元管理する必要があります。そのためDMPを活用する前に各部署が保管するデータや認識を共有しましょう。
選び方に注意して自社にあったDMPを導入しよう
DMP(データマネジメントプラットフォーム)を導入して活用すれば、自社のマーケティング活動のパフォーマンスを最大限発揮できます。しかし、DMP製品にはさまざまな種類があるため、製品を比較して適切なものを選択しなければなりません。
まずは、自社のマーケティングの課題や導入の目的を明確にしましょう。その目的に合った機能を搭載したDMPを選択することが大切です。さらに運用体制も整えて、自社に最適なDMPを導入しましょう。

