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ネットワーク監視における死活監視とは?監視の種類・実施方法も解説

ネットワーク監視における死活監視とは?監視の種類・実施方法も解説

この情報化社会において、業務でITを活用しないことはもはやないといっても過言ではないでしょう。しかしそのぶん、サーバやネットワークが安定稼働していなければスムーズに業務を行えないという状況にも陥ります。サーバやネットワークを安定稼働させ、円滑に業務を進めるには「死活監視」が欠かせません。

この記事ではネットワーク監視における死活監視について、ネットワーク監視の種類や実施方法もあわせて解説します。ぜひ導入や見直しの参考にしてください。

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目次

    ネットワーク監視の死活監視とは

    まずはネットワーク監視の「死活監視」とはどのようなものか、概要を見ていきましょう。

    サーバがダウンしていないか確認すること

    ネットワーク監視の死活監視とは、サーバやサーバ周辺のネットワーク機器が正常に稼働しているか確認することです。基本的には専門ツールを使って、定期的に自動でチェックを行っています。

    例えばアクセスが集中したり、負荷のかかる処理が多くなったりするとサーバは対応できずダウンしてしまうでしょう。周辺のネットワーク機器も同様にパフォーマンスが落ちる可能性は否めません。このように、サーバやネットワークがダウンしていないか確認することが死活監視の役割です。

    基本的には、専用のシステムを使ってネットワークからサーバへ通知を送ります。その通知に対して応答があるか否かで異常が発生していないかを判断することが多いでしょう。一時的なエラーで応答がない場合も考えられるため、数回連続で応答がなければ障害が発生していると判断します。

    ネットワーク監視の一種

    死活監視は、ネットワーク監視の種類の一つです。主なネットワーク監視の種類としては、他に「遅延監視」「経路監視」「状態監視」が挙げられるでしょう。

    ■遅延監視
    ネットワーク・サーバの反応速度を監視することが目的。死活監視では機器がダウンしているかどうかを確認しますが、遅延監視では反応が遅れていないか確認します。
    正常に稼働していると思えても、処理が多くなれば反応は遅くなるでしょう。サーバやネットワークの反応が遅ければ業務に支障をきたす可能性もあるため監視します。
    ■経路監視
    一般的に、トラフィックそのものに異常がないかを監視することが目的。ネットワーク自体に問題はなくとも、トラフィックの混雑により通信が遅くなるケースがあります。そのため通信内容も確認するのが大きな役割といえるでしょう。
    ■状態監視
    ネットワーク機器やサーバの状態を監視して正常に保ちます。

    死活監視の種類

    このように、ネットワーク監視にはさまざまな種類があります。なかでも死活監視は、名前のとおり「サーバが生きているか死んでいるか」を確認する監視であり、非常に重要なものといえるでしょう。それでは次に、死活監視にはどのような種類があるかを見ていきましょう。

    「Ping」による監視

    ネットワーク監視の死活監視には、一般的に「Ping」が使われます。PingとはICMP(Internet Control Message Protocol)というプロトコルを使ったパケットをネットワーク・サーバに送信して、応答があるかを確認する仕組みのこと。このPingに対する応答があれば正常とみなし、一定の回数で応答がなければダウン・障害発生とみなします。このPingを使って死活監視を行えば、サーバだけでなくネットワークの異常も見つけることが可能です。

    しかしPing監視では、サーバやネットワーク全体の異常は検知できても、プログラムやアプリケーションの稼働状況までは確認できません。よって細部まで確認したい場合は、次で説明する「ポート監視」も必要になるでしょう。

    「ポート」による監視

    ポート監視とはWebサーバに行われる監視方法で、ポートにアクセスしてダウンしていないかを確認します。前出のPing監視に加えてこのポート監視まで行えば、Webサーバだけでなくプログラムやアプリケーションレベルの異常まで確認できて安心でしょう。

    対象がWebサービスであれば、特定のページでデータを取得するリクエストを送信して正常かどうかも判断できます。

    死活監視の実施方法

    サーバにおける死活監視のイメージがわいてきたでしょうか。それでは死活監視にはどのような実施方法があるかを見ていきましょう。

    ソフトウェアを使った監視

    ネットワーク監視を行う際には、商用のソフトウェアを導入するパターンが多く見られます。ソフトウェアを自社のサーバにインストールして監視を行いますが、運用するには相応の知識と技術力をもつ従業員の存在が欠かせません。

    しかし手動で定期的にネットワーク監視を行う場合と比較して、より正確に効率よく監視を行えるでしょう。ソフトウェアではなくインストールされた状態のアプライアンス製品であれば、スムーズに導入できます。

    OSSを使った監視

    費用面でソフトウェア製品の導入が難しい場合は、OSS(Open Source Software)を活用するのも一つの手です。オープンソースの監視ツールを社内のサーバにインストールすることでコストを抑えられるでしょう。

    しかし内部で構築しなければならず、専門的な知識と技術が必要です。またサポート体制がない場合も多く、トラブルや障害発生時に対応できないリスクがあることも覚えておきましょう。

    代行サービスを使った監視

    自社内だけでの監視や運用が難しい場合は、監視代行サービスに依頼する方法もあります。サーバやネットワークなどを自社に代わって監視するため、社内リソースを管理体制に重点的に充てずに済むでしょう。サービスにより24時間365日の監視や状況報告、障害対応、保守手配などさまざまなので、自社が求める要件にあうサービスを探してください。導入費に加え月額・年額などで費用がかかるので、コストも長期的な視点で検討しましょう。

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    ネットワーク監視方法を理解してツールを導入しよう!

    ネットワーク監視の中でも死活監視は、サーバがダウンしていないかを確認する重要なものです。またネットワーク監視にはさまざまな種類があるため、総合的に行って安定した体制を整えましょう。

    監視を行う方法にはソフトウェア、OSS、代行サービスの利用などがあるので、自社の技術レベルで判断してください。ネットワーク監視方法を正確に理解して、自社にあったツールやサービスを導入しましょう。

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